卒業生は今!!

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日付:2014年11月10日

手話を通じて布教をめざす!


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第8期 眞壁 太隆(不忘山行持院住職)

 私は、興味や趣味の範囲で十五年位仏教に触れていたが、その当時に、聴覚障がい者(ろうあ者)へ仏教が十分に伝わっていないことを知った。仏教塾八期生として学んでから、二年後に手話が出来る布教僧をめざして、曹洞宗「西有寺」専門僧堂で安居した。送行してから、首座、嗣法などを経ながら生活に専念。そして六年前から本格的に手話を習い始めたが、まだまだ布教で通用するレベルではないが懸命に続けている。

 平成十五年地元(宮城県亘理町)に「行持院」を建立した。リーマンショック(平成二十年九月)以降は、生活困窮者やホームレス者への支援施設として併用している。東日本大震災の時は、海岸線から遠く離れていたため、幸い津波の被害に遭うことはなかったが、多くの被災者の方々にもお寺を開放し、生活支援の一助を担うことができた。

 「行持院」には、これまで一九七名が來所し、現在八名の方が共同生活をしながら自立の道を探されている。近隣に生活困窮者がいたら、是非当方を紹介して欲しい。無条件で受け入れ断ることはしない。費用は原則無料としており、施設の一連の活動はすべて自費で賄っている。それは入居者が信仰ではなく、経済を求めているからである。それでも私は、それとなく人生の足しになればと思い『遺教経』を中心に話しかけている。この活動は、ボランティアでも福祉活動でもなく、「行持院」の運営を通して「私の行」としている。

 毎号「仏教文化」を拝読しているが、塾生の発菩提心が伝わってくる。私は加算式で仏道を求めることが多かったが、最近は減算式に転じて自分を削り始めた。「移ろい行く中で、仏教を拠りどころとして自分で生きなさい」という、お釈迦様の言葉をすべての人達に伝えたいと念じています。

「行持院」
宮城県亘理郡亘理町逢隈小山字与平谷地61
最寄り駅 JR東北本線槻木駅下車 徒歩約20分
TEL&FAX 0223―32―0168  
携帯090―2796―9440

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