卒業生は今!!

卒業生は今!!

日付:2016年1月10日

二十二期 清水 心澄(糸魚川市普済寺 小寺 藤光庵)

178-17-2.jpg心にそっと寄り添い、悩み相談
 仏教塾を卒業し、早いもので六年の月日が流れました。

 当初は、寺に嫁いだものの、仏教のなんたるかも分からず居ることに負い目を感じて、自分の立ち位置や存在を認めてもらいたい、ただそれだけの為に学んでいたように思います。しかし、その間にも寺の人間として、救いを求める人々との出会い、最愛の従姉妹との別れを経験し出家。僧侶としては、最下位の黒衣しか着ることが許されぬものの、それまでの波瀾万丈の人生が功を奏したのか、縁ある人の悩み相談や講演会を行えるようになりました。

 元々人前で話をすることなど、天地が引っくり返ってもできない!と、思っていました。なにせ、難しい言葉や専門用語もほとんど分かりませんし、ましてや黒衣のペーペーが、そんなことをしてはならないだろう...そんな風に考えていましたが、中野東禅老師から「たとえ小坊主であっても、ちゃんとした仏法であれば語ってならぬ法は無いのだから、しっかりお話されれば良い」とのお言葉を頂き、その言葉を胸に、誰にでも分かる簡単な表現で、法施そして無畏施を実践しております。

 苦手なことをそのままに、壁にぶち当たったら回避する。それもまた人生。しかし、自分を信じて苦手なことにチャレンジする。いわゆる自尊心を持つということは、己の人生に光を当ててくれるきっかけになると信じております。失敗や過ちを一度もしたことが無い大人はおりません。失敗を恐れて尻込みしていたら、あっという間に人生終わってしまいますし、歳だから...、今更やったって...、そう思っていたらナンセンス。やりたいと思った時が適齢期なんだから。結果はどうであれ、何事にもチャレンジするその姿勢が素晴らしいと感じるのです。

178-17-3.jpg作品「ほのぼの観音」を前に、笑顔で法話 〈糸魚川タイムス提供〉
 そんな私も、ここ数年間は「絵」にチャレンジしております。親しみやすい観音様「ほのぼの観音」を描いては、作品展を開いたりしています。そのお陰か、それまで仏教に関心の無かった人や子供たちが、観音様を見つけると合掌する姿を見ることが出来、ほんの少しでも布教に携わることが出来ているのかな...と、笑顔がこぼれます。誰もが光るものを持っています。けれどダイアモンドでも研磨しなければ輝かない。人も研鑽を通して輝く!と、私も忍辱鍛錬に勤しんでおります。

 皆様も同じ仏教塾の仲間。各々は遠く離れていても、根っこでは繋がっているものと信じております。独りではないのですから、どうぞ安心して日々精進して戴きますよう心よりご祈念申し上げます。

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