ニュース

報恩講 そして落語と歌の共演! 千葉光明寺

日付:2016年3月10日

盛大かつ厳かに!


179-14-1.jpg晴天に恵まれ多くの方が聞法に
 十二月二十二日・二十三日、大洞塾長が住職を勤められる千葉光明寺(千葉市稲毛区)において、天気晴朗のもと報恩講および総供養会が行われました。報恩講は、親鸞聖人の祥月命日に開催される法要で、真宗門徒が仏祖のご恩に対し、讃嘆と感謝の念を表し、聞法への思いを新たにする重要な仏事です。

 式衆を勤める僧徒は、厳しい研鑽を積んだ仏教塾卒業生五十名強が参加。三百名近くの門徒さんが見守る中、厳粛に執り行われました。

179-14-2.jpg大勢の門信徒さんの前で坂東曲を勤める僧侶
 二十二日は、大逮夜法要、翌二十三日は晨朝法要に続き、満日中法要が行われ、僧徒による伽陀、正信偈、坂東曲、念仏和讃などが唱えられました。大勢の僧侶による朗々たる読経の声が、門徒の方々と一つになり、時には高く時には低く、美しいハーモニーとなって本堂に響き渡ります。なかでも独特といわれる坂東曲は、親鸞聖人が布教活動の途中、海の荒波に激しく揺れる船上で「南無阿弥陀仏」を一心に唱え続けたことに由来し、聖人の高邁な信仰の姿を彷彿とさせます。僧侶全員が、坂東曲念仏・和讃を大音声で唱え、その節に合わせながら、頭を激しく前へ、左へ右へそして上下に揺さぶる様は、まさに圧巻の一言! その体一杯を使った迫力ある光景に、門信徒の方々は驚きの眼とともに興味津々のようでした。


歌手と落語家による特別公演!


179-14-3.jpgのサムネール画像落語・立川談慶さんと歌・沢田知可子さんの豪華な共演
 満日中法要を終えた後、歌手の沢田知加子さんと落語家の立川談慶さんによる「愛があれば"年の瀬"なんて」をテーマに、「歌と落語」のコラボレーションが披露されました。故立川談志師匠の弟子である立川談慶さんは、夫婦愛を描いた古典落語「芝浜」を身振り手振りよろしく熱演されました。大金を拾った大酒呑みの亭主を、何としても立ち直らせ、家業を盛り立てるためについた女房の大嘘。まさに嘘も方便。数年後、見事亭主は更生し、家業も隆盛を極めたとの結末。飲んだくれの亭主を必死に支えようとする女房との、優しくそして激しく交わされる言葉のやりとりの展開に、門徒の方々も思わずもらい泣き。円熟味溢れる話芸に、観客は感嘆しきりでした。また、大洞龍徳副住職による如来大悲の恩徳に報いる「恩徳讃」解説や声明実演、そして「愛は無償のもの。私たちは愛に対して感謝の気持ちを忘れてはなりません」との法話の言葉を改めて噛みしめたようです。

 歌手の沢田知加子さんは、ご主人のピアニスト小野澤篤さんの演奏にのせて、熱唱。ヒット曲「会いたい」や「せつない嘘」(立川談慶作詞)、また「幸せになろう」では"ありがとう"を繰り返し、私たちの愛の証を歌い上げるなど五曲を情感たっぷりに歌い、その歌唱力に惜しみない拍手が送られました。合間の「愛に目覚める=人の愛が感じられれば心が豊かになる」など、心に沁みる言葉も残りました。また、談慶さんと沢田さんのトークを通じて「芝浜」と歌・朗読が物語性をもち、その貴重な演出に観客は魅了され、満足感溢れるひとときだったようです。

 最後は、出演者、参加者が「今年あった嫌なこと忘れたいこと」を紙に書き、お炊き上げをいたしました。

 今回、参加された方は「お寺で落語やコンサートを聞く機会は滅多にない。法話も我が事として受け止めることができ、大変楽しく有意義な報恩講でした。来年も是非参詣したい。」との感想が多く寄せられ、笑い納めの一年となったようです。

カテゴリー:ニュース

  • 平成29年度(第30期)塾生
    「塾生募集のお知らせ」へ
  • 卒業後、それぞれのあゆみ
  • カリキュラムのご紹介
  • 機関誌「仏教文化」
  • 東京国際仏教塾20年の歩み
  • 塾生統計等
  • プレスリリース

東京国際仏教塾

新宿事務所 〒151-0053
東京都渋谷区代々木2-4-3
町屋事務所 〒116-0001
東京都荒川区町屋1-2-1-3F

TEL:03-3809-5930 FAX:03-3809-5935

ウェブからのお問い合わせ

このページの先頭へ