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卒業生は今!!

卒業生は今!! 臨済宗妙心寺派安居一年コースを修了して

日付:2016年7月10日

二十五期 阿片 文晟

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 国際仏教塾二十五期生で臨済宗を選択した定方ひさみ、杉山豊久と私の三名は、専門課程を茨城県無相庵の形山睡峰師のもとで十一月から三月まで接心に参加するなど充実した研修を受けました。その後、開眼寺柴田文啓師のもとで七月十五日得度しました。柴田和尚は、臨済宗妙心寺派本部の改革委員会で「定年退職後の第二の人生を僧侶として活躍してみませんか?」という活動を進めておられましたので、三人のうちとりあえず私が二〇一四年九月にスタートした高齢者向け修行コースに参加しました。(杉山禅士は無念にも十一月病没されました)

 このコースは臨済宗妙心寺派でも初めてのことでしたので、前管長河野太通老師が、姫路市網干の龍門寺で実施に移してくださることになり、六十代三名、七十代一名が、神戸の祥福寺専門道場から来られた若い直日さんのもとで研修を開始しました。

 寺院の僧侶生活を一年間体験してもらうという趣旨で、朝の勤行、粥座、日展、作務、斉座、作務、薬石、開枕諷経と決まったスケジュールをこなしていく毎日でした。

 学んだこと?僧侶としての所作・作法の体得 僧侶であれば当たり前で必須のこと、衣の着方・畳み方、お経の上げ方はもちろん、草履の脱ぎ方・揃え方、戸の開け方・締め方、食事の準備や片付け、作務での道具の使い方等、日常生活上の作法・躾です。何故そうしなければいけないのかが気になってもたもたしていると、「直ぐやれ」「黙ってやれ」と注意される。子供のころの躾ができていない。長年のサラリーマン生活で理屈っぽい。これこそまさに修行でした。

 学んだこと?お寺の生活では作務が重要です。毎日六時間以上からだを動かしています。境内の掃除、草取り、庭木の片づけ、畑仕事、あちこちの部屋の掃除等々。やれば片付ききれいになるから遣り甲斐はあるのですが、それまで何十年もデスクワーク中心の毎日なので、身体がびっくりしてしまいます。七十七歳のこの身にはきつくて未だに後遺症が残っています。

 結局、この規則正しい毎日が、世間の雑事や情報から離れ、仏教の教えを守り、生き方を学んでいく土台だと思いました。いま私は、得度三年が過ぎれば前堂職試験を受け、お寺が決まれば垂示式に臨むのを待っています。お寺にいなければ、僧侶としての習慣を維持するのは大変でが、もしお寺が見つからなかったとしても、この一年間学んだことを何とか生かしていきたいと思っています。

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