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天台宗本山受戒得度式

日付:2016年11月10日

「みほとけと花の道」
第二十二期 浅井 澄晄

 平成二十八年の盛夏、天台宗祖伝教大師最澄御生誕一二五〇年善き年に、修行が足りない私は師僧である飯綱山長光寺住職久保明光師のご指導を頂き、比叡山延暦寺浄土院で森川宏第二五七世天台座主猊下より戒を授かり出家得度し法名「澄晄」となりました。

 私は、幼少の頃より仏教的環境の中で育ったせいか、仏教への関心が強く、ことに大学時代から始めた弓道や茶華道等、仏教を根底とした文化と永く親しみ、一時は「華道家」を目指し修行に入りましたが、家庭の事情もあり道半ばで断念してしまいました。その後は会社員となり、何気ない普通の暮らしをしてきました。しかし人生の後半生を熟慮していた頃、いつしか若年の頃道半ばであった「華道家」への思いが募り、その他の要因も重なり、かねて思っていた仏教を学ぶため、第二十二期生として東京国際仏教塾に入塾しました。しばしのブランクをおいて、一昨年秋に現在の師僧が主宰する「千葉会」に入会し、仏道を学ぶ機会を得て、昨年春に在家得度、そして在家者のための密教儀式である結縁灌頂を受け、この度の出家得度のご縁を頂きました。

 朝晩の勤行、神仏へのお供え、坐禅止観等仏道が日々の暮らしにすっかり溶け込む近頃感じることは、これまで頭の中で回っていた仏教を心身で捉ようとしている自分があり、また日々の出来事に際し仏教的視点になってきているように思われます。何より神仏への畏敬の念が深くなりながらも、より身近に感じられるようになり、心から仏縁に恵まれたことに感謝する日々です。

 ご承知の通り、天台宗は四宗融合であり大乗仏教全ての要素を含む非常に奥深い教義と厳しい修行があります。これからも生業を持ちながらの仏道と花の道、この二つの道の行学二道、まして還暦を目前とした年齢では体力知力ともに自ずと限界はありますが、「生と死を超える道を求める」とは仏教塾のテーマですが、私は「みほとけと花ある暮らし」をテーマとした花の会を主宰し、これまで多くの方々から頂いたご恩を少しでもお返しできればと思い、一歩一歩「みほとけと花の道」を歩んで行きたいと思っております。(合掌)

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