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報恩講&"狂言法要" 千葉光明寺

日付:2017年3月10日

厳粛そしてエネルギッシュに!

 十二月二十二日、二十三日の両日にわたって、大洞龍明塾長が住職を務められる千葉光明寺(千葉市稲毛区)において、好天のもと報恩講ならびに総供養会が勤修されました。報恩講は宗祖親鸞聖人の祥月命日に開催され、真宗門徒が仏祖のご恩に対し、聞法への思いを新たにする重要な仏事です。式衆を勤める約五十名の僧徒は、厳しい研鑽を積んだ仏教塾の卒業生。

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激しく揺れ動く坂東曲!

 三百名を超える門徒さんが見守る中、式は厳粛に執り行われました。二十二日は大逮夜法要。翌二十三日は晨朝法要に続き満日中法要が勤められ、僧徒による伽陀、正信偈、坂東曲、念仏和讃などが唱えられました。大勢の僧侶による力強く朗々たる読経の声が、共に唱える門徒の方々と渾然一体となり、うねりとなって本堂に響き渡ります。

 今では恒例となった坂東曲は、親鸞聖人が布教活動の途中、海の荒波に激しく揺れる船上で「南無阿弥陀仏」を一心不乱に唱え続けられたことに由来し、聖人の確固たる信仰の姿を見る思いがします。僧侶全員が内陣の僧侶とともに、坂東曲独特の節回しで、荒波に負けじとばかりに念仏和讃を大音声で唱え、それに合わせ頭を前へ、左に右へ、そして上下に激しく揺れ動く様は、まさに圧倒されんばかり!その迫力ある光景を目の当たりにされた門信徒の方々は、驚きの声とともに親鸞聖人の高邁な信仰の姿を想い起されていたようでした。

日本の伝統芸能"狂言"特別公演

 満日中法要を終えた後は、檀家の方のみならず近隣の住民の皆様が、一流の芸術や文化に触れる機会を提供できればと光明寺が、毎年浄土真宗の一大法要である「報恩講」執行の機会に特別公演を開催したものです。

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和泉流二十世宗家による狂言奉納

 今回は狂言師・和泉流二十世宗家 和泉元彌さんほかをお招きし「和泉流宗家 狂言奉納」が行われました。(因みに昨年は歌手 沢田知可子さんと落語家 立川談慶さんの「歌手と落語」のコラボレーション)

 和泉流が代々継承し格調高い演目①附子(ぶす)、②盆山(ぼんさん)、③魚説法(うおぜっぽう)の三題が奉納されました。普段は馴染みの薄い狂言と思われるが、それぞれの演目の前に、宗家からあらすじの意図する所、見所について適切かつ分かり易い説明と、簡明な動きの中ですべてが表現されるという実演がありました。事前知識を仕入れた観客は、狂言師の一つひとつの言葉や所作から繰り出される躍動感溢れる演技に、大笑いしたり頷いたり感嘆しきり。また宗家のご子息達による熱演もあり、眼前の真剣ながらもユーモアを交えた伝統芸能"狂言"に、改めて拍手喝采となりました。

 "狂言"という日本が誇る伝統文化とともに、千葉市で"狂言"が仏様に奉納される珍しい機会となり、多くの門徒の方々にご覧いただくことができました。

 最後は、年末のお楽しみ企画として、出演者の方々や多くの参加者が、悩み事を書いた紙を箱に入れ、それを大洞龍徳副住職が仏前に供えて"お悩み解決「お焚き上げ供養」"をいたしました。

 「滅多に見られない"狂言"を観る機会を頂き、大変感謝しております。来年も是非参加したい」など多くの声が寄せられました。

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