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曹洞宗得度式

日付:2017年12月10日

第二十九期 山部 順康

 平成二十九年九月四日、東京都港区の仏教伝道協会「縁の間」において、第二十九期曹洞宗コース修了者のうち九名の在家得度式が、導師中野東禅先生、随喜僧佐藤尋道先生により執り行われました。

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「戒名授与の証」を手に中野先生、佐藤尋道先生を囲んで
 得度式は、本尊上供から始まり、普同三拝、般若心経の読誦、本尊上供回向、普同三拝と続き、導師からの「仏弟子になりたいとの気持ちに迷いはございませんか」との確認に対し、新弟子一同は声を合わせ迷いなく「ございません」と答えました。

 続いて、導師の言葉に従って過去の汚れた行いを懺悔する「懺悔文」を唱え、導師から「今身より仏身に至るまで、汝よく保つや否や」と問われ、新弟子は「よく保つ」と答え、仏弟子になることについて三度の確認がありました。

 その後、弟子が合掌低頭し、導師と随喜僧が「流転三界中、恩愛不能断、棄恩入無為、真実報恩者」と唱える中、導師から剃髪、さらに酒水を受けました。

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剃髪の儀も厳粛に!
 次には、導師に従い三帰依文を唱え、さらに導師から「汝、今身より仏身に至るまで、よく保つや否や」との問いに対し、弟子一同が「よく保つ」と答え、この問答を三度繰り返した後、導師から三聚浄戒を受け、さらに十重禁戒を受けて、その都度「よく保つ」と力強く誓いました。

 その後、弟子が一人ずつ戒名を与えられ、さらに戒名授与証、血脈、絡子、数珠、聖典も授けられました。戒名授与証は、額に納められた立派なもので、副書には「戒名とは釈迦牟尼仏の弟子になった証明です。仏弟子は、帰依三宝が基本です。戒を命の底から師に誓うことで、この世とあの世のすべてが安心になるのが帰依であり受戒であり戒名です。」などと記されており、戒を保ち、感謝を忘れないという気持ちを新たにしました。

 最後に、出席者全員で、自分の悟りだけを求めるのではなく、人々と共に救われたいという誓いである「四弘誓願文」、普回向、最後に普同三拝して式を終え、九名はめでたくお釈迦様から数えて八十七代目の仏弟子となりました。

 得度式の後、先生方へのお礼の会を催し、中野先生からは、戒名について、「道号は実字で仏徳を、戒名は人徳を飾ることが可とされる。」との言葉とともに、新弟子それぞれの戒名の命名理由についてご説明がありました。頂いた絡子について、「お袈裟である絡子をかけることは、仏陀が実現した無心・解脱の徳に包まれる功徳を頂くことになる。」というお話もありました。

 得度式には、青森、大阪など遠方からの参加者もあり、緊張した得度式の後は、和やかな雰囲気の中、近況報告や今後の目標などについて、語り合いました。
 仏弟子になったことは、新たに命を頂いたことでもあり、このご縁を大切にしていきたいと感じました。



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