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卒業生は今!!

卒業生は今!! 臨済宗妙心寺派中高年出家者中核研修会に参加して

日付:2018年10月10日

第二十九期 䅈 敏孝(碩堂)

 このたび、長野県飯山市正受庵(白隠禅師ゆかりの寺)で行われました臨済宗妙心寺派の「中高年出家者中核研修会」三泊四日に参加しました。今回は仏教塾の先輩数名を含む、七十代一名、六十代十一名、三十代二名、内六十代女性一名含む十四名が参加されました。

 講師は仏教塾専門課程でご指導頂いた開眼寺柴田和尚様始め、妙心寺ご本山からは、教学部長、総務部長、宗門活性化推進局副局長、推進局顧問等幹部の方や、教学部の若い指導官です。

 総務部長様からは「皆さんは妙心寺派の救世主」と持ち上げて頂きました。しかし、実際の所作や食事作法の指導は厳しく、「宗門道場では何も教えない」「当たり前を当たり前に出来るか」、中でも「日常の人間力を形成する」ことが大切だとも。「戦前の田舎のお百姓さんのように、難しい理屈は知らなくても、周囲にある自然の物を採って生きていける力」を持っているかどうかが「禅僧」の基礎だと教えられました。

 「習うより慣れろ」、企業で幹部になると、会社では何でも部下にしてもらい、家では奥さんにしてもらっている。そこから抜けて「自分でどこまで出来るか」をやってみることが大切と教えられました。 また人を幸せにできる力のことを「攝事」と言い、それは①布施、②愛語、③利行、④同事の4つである。その中で和尚として一番大切なのは「同事」、「人と同じ気持ちになり手を差し伸べること」、そして禅宗では「執著しない」頼らない事が大切。さらに「信とは何か」、「信」には二重性がある、「外にすがる」信、「自分を信じる」信、自分で考えることが大切。聞いてあげるのは手段。坊主は直ぐに何かを言いたがるが、答えを言うことはない、と教えられました。そして具体的な読経指導と袈裟・座具の扱いの指導を受けましたが、「読経は腹から声が枯れる位声を出すことで良い声が出るようになる」とのこと。

 最後に開眼寺柴田和尚様から、「仕事をしていると長生きします。是非これからの人生を僧侶として働き生きて下さい」。というお話がありました。

 妙心寺派では、平成二十五年からこのプロジェクトを始め、今まで四百六十名が参加、内六十五名が得度、十五名が入寺されたそうです。朝四時半に起きて読経、坐禅、五月半ばでしたが朝の気温はまだ四度位と大変寒かった。夜の禅堂、中は鼾の合唱、外は蛙の合唱でした。まだまだ出来ない事ばかりですが、これからも修行を続けて参ります。

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