卒業生は今!!

卒業生は今!! 呼吸や姿勢を意識して

日付:2018年8月10日

第二十四期 阪口 公恵

 入塾した二十四期では浄土宗コースで故河波先生や二十期生の先輩方のお教え、ご指導を賜り、卒塾し京都西山短期大学にて学んだ後、二十八期生の方々と共に曹洞宗コースを受講、中野東禅先生より受戒得度のご縁をいただきました。

 三年前、体の歪みから問題が生じたことがきっかけとなりピラティスを始めました。ピラティスとは第一次世界大戦中の収容所のなかで、満足に体を動かすことが出来ない収容者や怪我人のためにジョゼフ・ピラティス氏が行ったリハビリを元とした独自のエクササイズで、共通点は多いもののヨガの一流派ではありません。

 背骨を安定させ内臓を支えるインナーマッスルに注目、力の源となる体の中心(コア)を働かせることで、強靭かつ柔軟な体をつくり、無意識に行っている間違った動きや姿勢を正して、体を正確に、効率よく動かせるようにします。また腹筋を収縮させた状態を保って、肋骨を広げて、空気を肺に取り込む、胸式呼吸を用いることが特徴です。

 「コントロロジー(ピラティス氏の造語で元の名)とは、体、頭(マインド)、精神の完全な調和を目指すものである。コントロロジーを通じて、まず自分の体を完全にコントロールすることを覚え、そして運動(エクササイズ)を繰り返すことで、少しずつ、しかし着実に、無意識の活動における自然なリズム調和を身に付ける。」著書『Return to Life through Contrology』より。

 肺からすべての空気を絞り出すように吐き出すと、次には自然に新鮮な空気で満たされる、これを繰り返すことで脳にも臓器にも体の末端にまで新鮮な酸素が行き渡る。ご存知の通り、意識して行う深い呼吸は横隔膜や内外肋間筋、腹筋群などを充分動かす筋トレで、それだけでエクササイズになりますし、姿勢を正しく保つことも同様です。

 坐禅や念仏、読経での呼吸法と同じで、安定した姿勢で深くゆっくり呼吸を続けていると、頭がスッとしてくる瞬間があります。調身・調息・調心―呼吸を丁寧にすれば、心の運転を止められる。

 日常生活において呼吸や姿勢を意識し続けることは難しいことで、恥ずかしながら、気付くといつもよろしくない格好になっていますし、落ち着いて坐る時間をなかなか設けられていない自身でありますが、毎朝の仏壇に向かってのお勤め、午前と午後とに行うエクササイズ、それぞれ数分~二十分程度と短い時間ですが、意識した深い呼吸を行う習慣が多少ともできたためか(私はそうであると信じています)、もう何年も風邪を引いていませんし、以前は季節ごとに悩まされていた花粉症の症状とも、有り難いことに、ご縁がなくなりました。

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