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五月にはスクーリング・浄土真宗講座を開催

日付:2019年10月10日

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スクーリングの光景
 令和に元号が変わった五月二十五日には東京・本郷の東京大学仏教青年会にてスクーリングが、二十六日には新宿・瑠璃光院白蓮華堂にて浄土真宗講座が開かれました。

 スクーリングには第三十二期生および塾の会会員合わせて約四十名の方が参加されました。

 まず「仏教概論」では、佐野靖夫先生が仏教の伝播について説明された後、五戒、大不善地法、初転法輪、十難無記といった主要教理について講義されました。

 昼食を挟んで「日本仏教史」の講義。今年度から大正大学元学長の小峰彌彦先生が担当されることになりました。小峰先生は仏教伝来時から始めて奈良・平安・鎌倉期仏教の特徴を解説されましたが、真言教学の研究者よろしく密教の影響について触れる興味深い講義となりました。

 第三講目は渡辺章吾先生による「大乗仏教論」。「大乗仏教の菩薩とは」と題し、大乗仏教の成立過程でシャカムニ仏から複数の諸菩薩への信仰が生まれたこと、大乗仏教の打ち出した新機軸としての菩薩戒について講義されました。

 最後は大洞龍明塾長による特別講義。本年度のテーマは「一向一揆と薩摩藩かくれ念仏」。東西に分派した本願寺の歴史と一向一揆との関係、薩摩藩における一向宗禁制の中でかくれ念仏と呼ばれる信仰が続いたという興味深い歴史が紹介されておりました。

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心静かに写経に臨む  
 翌二十六日には大洞塾長が住職を務める新宿・瑠璃光院白蓮華堂にて「浄土真宗を学ぶ」講座が開かれました。本講座は任意参加という位置づけですが、二十二名の塾生が参加。午前九時半に集合し、ガイダンスの後、開講となりました。

 まず大洞龍徳副住職が挨拶され、第二十期修了の田中師、長幡師、第二十四期修了の二木師が伽陀、坂東曲などの声明を実演した後、受講生は三グループに分かれ、一分法話を体験しました。浄土真宗の所依の経典である『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』を引用した法話用資料があらかじめ準備されており、各グループの発表者がそれに基づき、僧侶になった気持ちで仲間の塾生の前で話します。発表者の中には初心者とは思えないほど、堂々と心に響く法話を披露される方もおりました。皆さんは一般の方々に仏の教え、親鸞聖人の教えを分かり易く、また、心に残るよう話しをする難しさを実感したようです。

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  最後は瑠璃光院の見学ツアー
 午後からは如来堂において大洞塾長による講義。ゴーギャンの有名な絵のタイトルにもなっている、「我々はどこから来て、どこへ向かうのか」と題してお話しされました。この問いに向き合う事こそが宗教の本質であり、私たちは因縁所生により空の世界に戻るのではないかという考えを示されました。

 そして二時半からは『観無量寿経』の文言から採った句を写経し、最後には瑠璃光院内の見学をもって解散となりました。塾卒業生でもある岡村、東、永楽師の案内のもと、受講生は堂内を見学しましたが、ラピスラズリの鏡板を背にした阿弥陀如来像、敦煌莫高窟の復元壁画など他では見られない寺院空間に興味津々のようでした。

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