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卒業生は今!!

卒業生は今!! 「寺は寺族の住居」と心得て!

日付:2019年10月10日

第二十二期 田中 慈祥

199-36-1.jpg おかげさまで西山寺に晋山して八か月が過ぎました。この期間に檀家様の葬儀、回忌法要なども執り行いました。また、新年の星祭護摩、御影供、最近では花祭りなどの行事も、派手ではないものの実施いたしました。

 先代の住職までは、檀信徒の方がお寺に来るということは護持会費を納めるときや、清掃のときといった義務的な行為だったようです。寺、檀信徒双方ともに、「寺は寺族の住居」との認識から、近寄りがたい場所、あるいは全く関心のない場所だったそうです。

 「寺」の定義に模範解答はないでしょうが、自分の中では「誰もが気軽に立ち寄って、心の重たいものを置いていける場所」だと思っております。そうでないならば、いかに立派な伽藍があったとしても「寺のようなもの」に過ぎないのではないかと。とはいえ、急にお寺に来てください、といっても長年蓄積した寺に対する拒絶反応を取り除くことは簡単ではありません。そこで、まずは定期的に寺報を出すことで、寺に対して興味を持っていただくようにいたしました。また、寺に来ていただくきっかけを作るために行事を積極的に行うようにいたしました。

 中でも月例護摩は視覚、聴覚、火の熱気など、五感に直接訴えるせいか好評を得ております。この辺りは地域的に「禅宗王国」と呼ばれることもあり、護摩などの密教の修法は目新しいのかもしれません。最初は見ているだけだった檀信徒の方たちも一緒に心経や真言を唱えてくださるようになり、また今までいらしたことのなかったお友達を誘ってくださるなど、一緒に盛り上げようとしてくださり大変感謝しております。とはいえマンネリ化して皆さんの足が遠のくことのないよう工夫しなければとは思っております。「マンネリ」ではなく「恒例」、できれば「習慣」に昇華させることが目標です。七月には胡瓜加持と護摩祈祷を組み合わせることも考えております。

 仏教塾のみなさまのなかで、こんな田舎寺の再生に力を貸そうという方がおられましたら是非ともお待ちしております。月例の薬師護摩は毎月八日の十時からです(急な法務で変更の場合もあります)。なにぶんにも不便なところですのでアクセス方法や前泊の可否など気軽にお問い合わせくださればと存じます。        

合掌

高野山真言宗 医王山西山寺
静岡県牧之原市西山寺五〇
〈問合せ先〉0548-54-0111 mt.jishou@gmail.com

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