出家する前の仏陀①

#STAY HOMEのおかげで、自宅でテレビを観る時間が多くなっています。併せて、再放送を見る機会も。選んでしまうのは、お笑いの方。思い出したかのように放送される、漫画を原作にしたNHK『聖☆おにいさん』に癒されています。
そのドラマの中でのお話。松山ケンイチ扮するキリストに電話がかかってきます。内容は、お正月に帰省するために母親のマリアが、キリストのために新しくお布団を用意したとのこと。「お母さんのために帰らねばならないね」という染谷将太扮するブッダに、今度はブッダの母親から電話がかかります。「え〜なんで、そんなことを?」と。どうした?というキリストにブッダは答えます。「帰ってくる時のために、お母さんがまた宮殿を建てたんだって」。ふたりとも「ふ〜」とため息、というお話(かなり簡略化)でした。
キリストは、大工の息子、馬小屋で生まれたあたり、クリスマスなどで知られていますので、だれでもこの会話にのれますが、一方の仏陀の出自は一般的にはあまり知られていません。
仏陀は以前にもご紹介しましたが、シャカ族の王族。誕生の土地は、ルンビニーといって、現在のネパール王国の中部の南の方にあります。「仙人(の集まる所)」という名前の林、ベナーレスの郊外にあり「鹿の園」(サールナート「鹿野苑」)といわれていると、中村元先生著の『仏陀の生涯』(岩波書店)に書かれています。誕生を祝う際の歓喜の様子も、この本に書いてありますのでお目通しください。とにもかくにも仏陀は、とっても大金持ち! 俗にいうマハーラージャ(マハラジャ)だったのです。 次号へ

#東京国際仏教塾 #仏陀の出自 #聖☆おにいさん

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