護摩供養に参加して!

池村淳子(真言宗 第32期卒業)

コロナウィルス感染症で、多くの方が不安な日々を過ごされています。
私たちも、東京国際仏教塾真言宗専門課程修了後、三密を避けるため寺院研修もままならなかったのですが、8月13日茨城県鹿嶋市地蔵院(根岸宏昭大住職・本 光清住職)において、一般の方が集い、疾病退散・病気平癒を祈願して、護摩供養が厳修されることとになり、塾仲間とともに参座させていただきました。
それに先立ち、読経はもちろん行儀作法、装束着用の仕方など、厳しくご指導いただき、本番に備えました。
ご参列の施主様の中には、最近、大手術をされる予定の方もおられたようです。
護摩供養では、緊張しつつも不動明王様を前に、錫杖を手に般若心経を誠心誠意唱え、無事終了することが出来ました。
大住職様から「コロナウィルス感染症という大事に遭遇し、世の人々は心痛多い生活を余儀なくされていいます。そんな今、私たち真言宗は、護摩供養を通じ、人々の心の平安を願い、祈り続けなければならないのだ」と教えてくださいました。
これからも、仲間とともにさらなる精進を重ねていく所存です。合掌

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