思い込みを棄ててみては?

今年は「イヤなことに出合わないように」「平和に過せますように」と、初詣で手を合わせた人も多いと思います。それにも関わらず、ささいなことで親子、夫婦、友達などと口喧嘩が起こります。新年早々がっくり。その場をとっとと逃げ出したくなります。
私たちは、自分が正しいという思いから、自分の「世界」を作り上げています。相手もまた同じように「世界」があります。価値基準が合えば平穏ですが、違えばいさかいに。両方が、互いに正しいと思っているだけに、なかなか折り合いはつかないもの。苦痛以外の何ものでもありません。しかし、これを俯瞰で見ると、喧嘩は無益で本人都合。それが私たちの目の前にある現実です。
ブッダはこれを「内なる煩悩の心にある」と明らかにしています。
煩悩の心と言われても、なかなか腑に堕ちません。なぜなら、煩悩そのものが理解できていないのですから。
しかし、新しい年を迎えたのです。一度でいい。自分が正しいという思い込みの執着を棄ててみる、そんな試みにトライしてはいかがでしょう。もしかしたら、相手を「許せない」と思う心がほどけていき、全く違う世界が広がる、価値観が生まれる可能性だってあるのですから。

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