専門課程「浄土宗」へ参加しました!

光明園の本堂祭壇。

第33期 M.N.

浄土宗コースは、11月13日に開講しました。同コースが開講される光明園は、東京都練馬区の閑静な住宅街の中にあります。これから5か月にわたり、5人の先生による講義と法式実習の指導を受ける予定になっています。
受講生は千葉と神奈川から2名。開講の初めに先生から、これからのスケジュールと修行内容の説明がありました。次に自己紹介では、5名の先生のうち3名が東京国際仏教塾の卒業生だと伺い、親近感を抱くと同時に、先輩方から直接指導を受けられることに喜びを感じました。
その後、「原始仏教から大乗仏教へ」、翌日は「大乗仏教の本質」について講義がありました。文献や資料を用いて「念仏について」や「念仏と空の関係」について、歴史を交えながら多角的なお話をいただきました。
午後は両日とも、法式の実習。目標は『浄土宗信徒日常勤行式』を節無しで唱えられるようになることです。そこで、まず配布された資料をもとに日常勤行の基本を学びました。基本的な歩き方、礼拝の威儀(所作)、数珠、鐘や木魚等の鳴り物について、それぞれの意味と作法・打ち方等を教わりました。実践では『浄土宗信徒日常勤行式』をテキストに、一度声を出して全部をお唱えし、その後、部分的に繰り返し練習しました。お念仏は実際の木魚を使って唱えました。息継ぎの間合い、礼拝の角度、木魚の合間打ち、基本の正座などに苦労しました。発声を恥ずかしがらないよう指導を受け、腹式呼吸の習得も課題に加わりました。コースの最終日には、指定された偈文の暗唱、木魚を使ってお念仏をお称えする試験があります。
丁寧で細やかな指導をほぼマンツーマンで受けることができ、大変有難く身が引き締まる思いです。

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光明園で行われた開講式。左より/東京国際仏教塾27期卒塾小西講師、炭屋講師(20期卒塾)、佐藤講師(20期卒塾)

炭屋講師より開講のご挨拶。