真言宗専修課程へ進んで

根岸前住職による講話の様子

第33期 N.M

2021年11月より今季の真言宗専修課程が鹿嶋市の地蔵院にてスタートしました。受講生は3名、学びの目的はそれぞれ違えど、ご縁があり学びの地に来られた思いです。
2021年は2回の合宿を終え、地蔵院の本住職、根岸前住職、村上先生をはじめ仏教塾の先輩方にご指導をいただいています。真言宗のあらましから始まり、仏前作法、経典読誦の実践などを非常に丁寧に、時には私たちの視座に寄り添っていただきながら教えを賜っております。またこの2回の合宿では本来の予定とは異なる大変貴重な体験をさせていただきました。
初回では地蔵院での法要に参加する機会をいただき、初めてその空間を体験させていただきました。法要では今回ご指導いただいているご住職、先生、先輩方が登壇され、ひとつひとつの作法や読誦を学びの目で感じることができました。
第2回目には、根岸前住職の元を訪問された仏教塾OBの方々にも授業に飛び入りでご参加いただき、「四智梵語」の読誦を一緒に実践させていただきました。
修行の実践はとにかく「身」「口」「意」をフル回転させ、所作やお経は自然に身につくまでひたすら繰り返すのみだと痛感しています。この作法を日常で行い感じることで、今後の自分の心持ちにもよい変化が起きていることを少しずつ実感しています。地蔵院でご指導いただく時間は限られています。この貴重な時間の学びを最大限吸収できるよう、感謝の気持ちとともに引き続き学んでいきたいと思います。

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仏教塾OBの方々が読誦の授業に飛び入りでご指導!