遠いながらも一見の価値ある長谷寺へ

関西在住の人であっても遠い!という奈良・長谷寺。境内も広大で、歩くだけでほぼ半日がかりの参拝になります。3通目は、その長谷寺をお届けします。
奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派の総本山の寺院は、日本有数の観音霊場。堂内には、日本最大の木造仏、高さ10メートルを超えるご本尊十一面観音菩薩がおられます。『源氏物語』や『枕草子』にも登場しますので、ご存知の方も多いことでしょう。また、“花の御寺”といわれるほど、季節に応じた花が参拝者を迎えてくれます。午前8時と正午には法螺貝、正午は鐘楼も打たれます。この法螺貝は修行僧の方々が約1300年、一日も欠かさず吹かれているそうです。
本堂の前には舞台があります。ここに立つと、長谷駅から徒歩約30分、緩やかな傾斜ながら延々と続く399段の階段を登ってきた疲れも忘れるとか。それを実証する日が今から楽しみです。

真言宗豊山派総本山長谷寺
奈良県桜井市初瀬731-1
https://www.hasedera.or.jp

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