開講式、閉講式の会場が変更へ

開講式、閉講式が行われる部屋

第34期の開講式、および第33期の閉講式の会場が変更になりました。

会場は東京都千代田区にある、国登録有形文化財の学士会館です。

こちらは1913(明治19)年に創建され、火災、大震災、空襲などを受け、1928(昭和3)年に現在の建物(旧館)へ。時代に巻き込まれ、2.26事件の司令本部が置かれたり、GHQの接収にあったりと、いわば昭和の歴史とともに歩んできた会館です。

たどれば、旧帝大(国立七大学)の出身者が集う「学士会」のための倶楽部施設でした。旧館正面玄関脇にある「東京大学発祥の地」の石碑に、その名残が感じられるはずです。

近年は一部の施設を一般公開し、使用可能に。館内の重厚な趣きを利用して、大ヒットのテレビドラマや映画のロケ地としてたびたび登場していますので、目にした方も多いのではないでしょうか。

東京国際仏教塾は創立以来、開講式、閉講式は東京大学仏教青年会館で行ってまいりました。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、一昨年は塾そのものの実施を中止。30年以上続く当塾にとっては初めての苦渋の決断となりました。

そして昨年度はオンラインで開講式、スクーリングを行い、今年度は会場の変更を余儀なくされています。

諸事情をかんがみ、ご容赦いただくとともに、今回の開講式、閉講式の会場となります学士会館の雰囲気をご堪能いただければ幸いです。

学士会館アクセス→https://www.gakushikaikan.co.jp/access/