これからの仏教をともに考えませんか?

2022年11月23日、京都・龍岸寺の本堂で「ドローン来迎仏」が披露されたことは、Twitterやニュース、ワイドショーでも随分と取り上げられました。今回のドローン来迎仏は、ドローンに載せられた阿弥陀如来1体と菩薩9体、計10体の編成となり、遠隔操作や自動制御によって飛行し、極楽浄土から衆生を迎えに来る様子を表現しています。開発者は、当・東京国際仏教塾でもゆるキャラ「わらべ仏」や仏像の解説などで、たびたび画像を提供いただく正真正銘の仏師・三浦耀山さんです。約4年前に初めてドローン仏の飛行に成功。以来、仏像の数を増やし、来迎の様子を徐々に再現する努力を続けてきました。

今回10体のドローン来迎仏が可能になったのは、fly株式会社 吉江考史氏によるプログラミングの協力があってのこと。そしてなにより、龍岸寺の住職 池口龍法師の多大なご理解があって成り立っています。

当日は、ご住職の読経と参列者に配られた木魚の音とともにふわりと浮かびあがり、来迎仏は上下、旋回。本堂に集まった方々を驚かせ、その様子がアップされたYouTube動画はすでに115万回以上に及んでいます。来年は「二十五菩薩に近づけるよう、さらに数を増やす予定です」とのこと。

龍岸寺・本堂、阿弥陀如来の前でドローン菩薩が舞う。

浄土宗の龍岸寺は、本山からクレームが来ないのか?と疑問に思いました。

これに対し、彼らは仏教を「若い世代の方々に仏教の大切な教えを知っていただきたい。そのためには時代に即した形で発信せねば!」という気概で臨んでいます。その思いが新たなムーブメントになりつつあるのです。
このままなにもしないならば、仏教は確実に廃れます。仏教は、絶対に廃れてはならないもの。敷居を高くする前に、まずは仏教を知ってもらう、触れてもらうことが急務であり、必須です。

東京国際仏教塾も35年間以上、この姿勢で進んできました。これからも同じように、宗派を越え、初歩から仏教を学んでいただく努力を惜しみません。来年も、仏教の必要性を感じている方々が新たに集ってくださることを切に願います。

2022年、年末のご挨拶に代えて。


※動画再生時には音が出ます。ご注意ください。

協力:浄土宗 龍岸寺 京都市塩小路大宮東入八条坊門町564 https://ryuganji.jp

三浦耀山 土御門仏所 京都市上京区土御門町311 https://miurabutsuzo.com

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