プラクティス実践!

第29期 M.O.

東京国際仏教塾を卒業してからは寺での月例参禅会や本山での摂心会、また夏から秋にかけては修験道により修行や浄化を行って参りましたが、コロナ禍となってからは活動がなくなり現在に至ります。その様な状況で今回のお話をいただき、些か困惑もしましたが、これも縁起として捉えてみようと思います。
人生どん底に落ちた時、仏教を学び直したいという発菩提心から仏教塾に入塾しました。学科はあまり振るいませんでしたが、修行は積極的に参加し、自分が求道するのは曹洞禅だと確信して在家得度しました。
私にとっての仏教は、心の拠り所、生きる指針、座標軸に戻る(本来の自己)といったところでしょうか。また現在はスピリチュアルケアやグリーフケアにも取り組んではいますが、これらはあくまでライフワークです。ところが林住期を迎えるにあたり、20年以上携わった理学療法士の仕事から離れ、残りの人生は道場を提供したいと考えるようになりました。昨今のコロナ変異やがんとの共生時代、人生100年時代、2025年から始まるセルフメディケーション時代、ストレス過多の現代などの社会的背景を踏まえた影響もあります。
道場は「身心一如」「慈悲喜捨」を基軸に、個別に養生プログラムを立案し、実践に寄り添う養生支援道場です。詳細は割愛しますが、正しい生活(正命)のために、運動(動功)や呼吸瞑想(静功)を行うものになります。
本来ならば、軌道に乗った時点でこのような場に登場するのが相応しく、今はまだ絵に描いた餅の状態(準備中)ですが、いただいたご縁に感謝すると同時に、自分を鼓舞するための宣言に近いものだと思っていただければと思います。可能性としては未知数で、ライフワークや趣味活動の場に留まるかも知れませんが、場所は横浜の予定です。ご興味を持たれた方、またはご助言をいただける方等がおられましたら、是非ご連絡をお待ちしております。

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