第36期 第1回修行体験が修了しました
今年度、第36期の第1回修行体験が、千葉県夷隅郡大多喜町 にある大多喜南無道場(日蓮宗法受山妙厳寺)で開催されました。事前の予想と違い、A組、B組とも、連日、暖かい気温。例年ならば、薄手のダウンベストなどを着用しなければならない朝晩がありますが、B組初日は雨だったとはいえ、午後の外作務も無事に終えることができました。
修行中は、講座や法話、唱題行、作務と、スケジュールはびっしり組まれています。居眠りする暇もありません。大熊信嗣学監、野坂法行住職から、仏教を学ぶ心、姿勢など細かい指摘があると、それまで猫背だった方々の背筋がピンと伸びます。その様子は、例年通りと、ほほ笑ましく思います。
日常とは違う、緊張に満ちた時間にも関わらず、夜に「うちわ太鼓」や「大太鼓」を叩いてみたいとの申し出があり、卒塾生が指導。第36期の方々の意欲の高さに、野坂住職も驚いたとのことでした。
今期最高齢の78歳の参加者は、東京国際仏教塾が始まった36年前に当塾をご存知とのこと。「仏教を基礎から学ぶ」、仏教を学ぶことに「年齢の制限はない」、「学びたいと思った時が学ぶ時」という当塾のスタンスが、皆様に知られてきたことを実感いたしました。感激です。
食事は、コロナ禍以降、盛り切りといって食事をすでに盛りつけて提供しています。ご飯を大、中、小と、食べ切れるだけの量を、ご自身で選んでいただきます。お寺境内の「タケノコ」を使ったメニューが多く登場。旬の食材を口にする絶好の機会になったのではないでしょうか。特に、タケノコカレーは大好評。特大盛りを希望する塾生も登場し、頼もしく感じました。
卒塾生や妙厳寺のスタッフ、それぞれの組に10名ほど、計20名の方々が、修行のお手伝いをはじめ、食事の準備など、諸々、協力をいただきました。大変、ありがたいことと、改めてお礼申し上げます。
この修行体験の様子をA組、B組をミックスし、約3分の動画にまとめました。ご覧ください。
※なお、YouTube再生時に音楽が流れます。
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