第36期 第1回妙厳寺・南無道場 修行感想文①
千葉の大多喜にある日蓮宗妙厳寺で行われた修行体験。参加なさった方の感想文を一部をご紹介いたします。
第一回修行を終えて 第36期 K.I.
『行に作法あり、作法に意味あり』『全ては縁』ということを修行中、全てにおいてご教示いただき、仏教の道は深いことを痛感するとともに、齢を重ねてもまだまだ半人前であることを痛感した充実の三日間でした。
1日目の夕の静坐、唱題行と翌朝の朝勤では姿勢を正しながらのお経、お題目を唱えることは足の痛みに耐えながらの苦行そのもの。ありがたい教えも身も入らずひたすら早く終わることを願っていたほどです。しかし2日目の静坐、唱題行では夕暮れの静寂のなかに鳥の鳴き声や風の気配が聞こえ、お題目のありがたさも感じ、少しだけ成長できたかなぁと感じた次第です。また3日目の朝勤には前日より大きな声でお経やお題目を唱えることができるようになった気がします。
ご住職による御宝前作法の説明で「作法に意味あり」が理解でき、食事作法ではこれまで空腹を満たす為だけに目の前に出されたものを貪っていたことが恥ずかしく、また色々な命より生かされていることがわかり『傲』な自分を反省する機会に恵まれました。
そして何より自分が何故この場にいるのかを自問するなかで、全ては『縁』によるものと理解、納得し、かつ感謝した次第です。
これからも塾生として、謙虚に学び、『さとり』に一歩でも近づけるよう精進し続けたいと考えています。
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