開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」が東京国立博物館で開催

重要文化財 牡丹図(部分) 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 大覚寺蔵

2025年1月21日から、東京国立博物館で開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」が開催されます。

宸殿

令和8(2026)年に開創1150年を迎える大覚寺。これに先駆けた特別展となります。
大覚寺には安土桃山~江戸時代にかけて制作された襖絵や障子絵などの障壁画、約240面が伝来。雅な世界観を醸し出しています。宸殿「牡丹の間」の東・西・北面を彩る襖絵「牡丹図」は、安土桃山から江戸時代まで活躍した画家・狩野山楽によるもの。大ぶりな牡丹の花株の配置まで計算し、奥行感までも見事に表現。この「牡丹図」を含め、一括して重要文化財に指定されている障壁画は納得の見ごたえある力作です。現在14か年にわたる大修理の途中ですが、修理を終えたものを中心に、本展で、前期・後期併せて123面の障壁画を一挙に披露! 

国宝 後宇多天皇宸翰 弘法大師伝(部分) 後宇多天皇筆 鎌倉時代・正和4年(1315) 大覚寺蔵  展示期間:1月21日(火)~2月16日(日)

大覚寺中興の祖と称される後宇多法皇自ら記した空海の伝記には、空海への尊崇の深さがしのばれます。

弘法大師像 伝真如親王筆 鎌倉時代・14世紀 大覚寺蔵

平安時代後期の仏像の最高傑作のひとつであり、優美さと力強さが巧みに調和した、明円(みょうえん)作「五大明王像」が5体そろい、東京で公開されるのは初めてです。

重要文化財 五大明王像 明円作 平安時代・安元3年(1177) 大覚寺蔵

また、歴代門跡の執務室であった、通常非公開の「正寝殿 御冠の間」を会場内に再現。こちらは後宇多法皇が院政を敷き、南北朝講話の舞台になったとも伝えられています。
嵯峨天皇の離宮から始まり、南北朝合一、応仁の乱を経て、門跡寺院となった大覚寺。歴史をたどるように、寺宝の数々をじっくりとご覧ください。

障壁画の展示空間(イメージ)

5組10名様、観賞チケットをプレゼント!

東京国際仏教塾では、開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」の観賞チケットを5組10名様、プレゼントいたします。下記のメールアドレス宛に応募ください。メール送付先→jimukyoku03@tibs.jp

応募の際は、1…名前、2…年齢、3…住所を明記ください。

※応募多数の場合は抽選となりますことをご了承ください。
※チケットの送付にて、プレゼント当選者といたします。
※お申し込みメールへの返信はいたしません。

なお、プレゼント申込締め切りは、2025年1月12日(日)といたします。

開創1150年記念 特別展旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―

公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/daikakuji2025/

会期:2025年1月21日(火)~3月16日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
開館時間:9時30分~17時(入館時間は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、2月25日(火) 
※ただし、2月10日(月)、2月24日(月・休)は開館
観覧料:前売券 一般1,900円、大学生1,100円、高校生700円
    当日券 一般2,100円、大学生1,300円、高校生900円
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園) https://www.tnm.jp
東京都台東区上野公園13-9 
tel:050-5541-8600(ハローダイヤル)

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