【観賞券プレゼント】垂涎!『細見コレクション 若冲と江戸絵画』が開催されます

読者の皆様が大好きな、江戸時代絵画を代表する絵師、伊藤若冲(1716~1800)。3月1日から細見美術館が有するコレクションが披露されます。
若冲は対象を独自の視点で捉え、精密な描写、鮮やかな色彩、自由闊達な水墨表現で描いています。
細見コレクションでは、初期作と晩年作が見られるのが特徴です。

30代に描いた色彩画、《雪中雄鶏図》と《糸瓜群虫図》。彼の独創的な描写が見出され、のちの《動植綵絵》(皇居三の丸尚蔵館蔵)につながる重要な作品と位置づけられています。

当時の若冲は、京都・錦市場の青物問屋の家業を継いで当主となっていました。しかし、趣味の絵画制作に没頭していたとか。鶏を自宅の庭に放ち、日がな一日、観察しながら過ごしていたという逸話もあります。
同時に、仏教や禅に傾倒。若冲の号は、参禅していた臨済宗相国寺派の大本山、相国寺の禅僧、大典顕常から老子の言葉の中の「大盈若沖 其用不窮」(もっとも充満したものは空虚なように見えるかもしれないが、そのはたらきはいつまでも尽きることがない)を元に、与えられたと言われています。

晩年になった若冲の必見の作品は、80代とは思えない力強さがみなぎる《群鶏図》と、可愛らしさ、構図の妙に笑みが浮かんでしまう《鼠婚礼図》です。この当時の若冲は、明和の大火(1788年)で家を焼かれ、大火後は大阪・豊中の西福寺や伏見の海宝寺の障壁画を手がけるなどし、石峰寺に隠棲していたとされています。
また、今回の展覧会では、若冲の弟子とされる若演の作品も展示。師から引き継いだ若冲様式の作風も拝見できます。若冲と同時代に活躍した文人画家・池大雅のおおらかな作品など、多種多様な表現を堪能する絶好の機会です。


2組4名様へ、観賞券をプレゼント!
東京国際仏教塾では、『細見コレクション 若冲と江戸絵画』の観覧券をプレゼントいたします。
下記のメールアドレス宛に応募ください。
『細見コレクション 若冲と江戸絵画』観賞券プレゼント応募メール送付先→jimukyoku03@tibs.jp
応募の際は、1…名前、2…年齢、3…住所(郵便番号を明記)をご明記ください。
※応募多数の場合は抽選となりますこと、ご了承ください。
※チケットの送付にて、プレゼントの当選者といたします。
※お申し込みメールへの返信はいたしません。
なお、プレゼントの申込締め切りは、2025年2月28日(金)といたします。

『細見コレクション 若冲と江戸絵画』
会期:2025年3月1日(土)~5月11日(日)
公式サイト→https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex088/index.html
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:毎週月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)
入館料:一般 1,800円 学生 1,300円
会場:細見美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 https://www.emuseum.or.jp/
TEL: 075-752-5555

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