第36期閉講式、第37期開講式を行いました
2025年4月25日(金)12時30分より、東京大学仏教青年会館にて、東京国際仏教塾の第36期の閉講式と第37期の開講式が開催されました。
式の冒頭、大熊信嗣学監とともに全員で「三帰依文」と「四弘誓願」を斉唱。こちらは、仏法を学ぶ者にとっての姿勢や誓いを表明するものです。
卒塾生には、続けて、大洞龍真塾長からそれぞれ卒塾証が手渡され。1年間の授業と郷司に全出席した塾生には、皆勤賞と記念品が授与されました。
大洞塾長は前塾長の言葉をひいて「心の拠り所である仏教を学ぶべき」と参加者に向け、祝辞を語られました。言葉の中に、「争いが絶えない時代にこそ、仏教を学ぶ意味がある。仏教の教えに出会うことの大事さを噛みしめて欲しい」という願いにも似たメッセージが込められていました。
大洞塾長は前塾長の言葉をひいて「心の拠り所である仏教を学ぶべき」と参加者に向け、祝辞を語られました。言葉の中に、「争いが絶えない時代にこそ、仏教を学ぶ意味がある。仏教の教えに出会うことの大事さを噛みしめて欲しい」という願いにも似たメッセージが込められていました。
13時20分からは、元東洋大学学長であり、同大名誉教授の竹村牧男先生の記念講演が行われました。
テーマは「発菩提心ということ」。現代の宗教のあり方、その中での仏教の存在、仏とはなにか、仏陀の説法の意味などが語られました。自分自身に落とし込める内容は、当塾の門を新たに叩いた者、卒業しても仏教の学びを続ける者の心に響いたはず。
塾長からの質問を筆頭に、参加者から質問が多く出ました。竹村先生と、直接質疑応答する機会はめったにありません。有意義で貴重なタイミングを逃がすことなく、仏教を真摯に学ぶ塾生の姿勢が印象的でした。こちらの講演の詳細は、後日、『佛教文化』でご紹介いたします。
翌日から第37期の第1回目の修行体験のスタートです。塾長の言葉や竹村先生の講義を経た上での入塾生の表情が、一段と引き締まって見えました。
式の様子を約3分の動画にまとめまています。ご覧ください。
なお、再生時に音楽が流れます。
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