第37期「浄土真宗を学ぶ」は無事、終了しました
5月18日、無量寿山 光明寺 新宿瑠璃光院白蓮華堂で、東京国際仏教塾 第37期特別授業「浄土真宗を学ぶ」が開かれました。任意参加となっていましたが、ほぼ全員の出席です。仏教を学びたいという真剣な姿勢で伝わってきます。
午前中は、朝の勤行の参加から始まりました。
こちらの瑠璃光院には、その名の由来を示す、本物の瑠璃(ラピスラズリ)で彩られた阿弥陀如来と壁面がある荘厳な如来堂があります。ここを会場に、正信念仏偈、同朋奉讃などが勤められました。続けて、2班に分かれ、こちらの僧侶、岡村 隆証師と丸山芳史事務局長による声明指導です。先ほど称えた正信念仏偈の意味や音の取り方の練習など、慣れないながらも一生懸命に練習する塾生の姿には感動しました。
午後からは、当塾の塾長でもあり、光明寺の大洞龍真住職の「浄土真宗を学ぶ」の講義です。
光明寺の成り立ちから始まり、浄土真宗の教え、阿弥陀如来のいわれ、また歎異抄に書かれた「悪人正機について」など、幅広い内容です。前日のスクーリングからの流れもあり、塾生の方々はレジュメに熱心に書き込みをしていました。塾長の「報恩感謝の気持ちを持ち、日々を生きるという言葉が心に染み渡った」と、受講生のひとりから感想をいただきました。
引き続き、海外の建築家からも注目を集めている瑠璃光院内の案内です。
午前中に声明の指導を担ってくれた岡村師を含め、池田 修師、尾身美温師が加わり、3班に分かれての紹介です。本堂の荘厳の説明やマインドフルネスを考え、つくられた坐禅堂とともに、前住職の大洞龍明師が現代を見据え、建てられたお寺が瑠璃光院であることが各師から語られていました。
その一連の流れからでしょうか。参加者のほとんど全員が、お夕事に参加するという熱のこもった1日になりました。
この様子を約1分40秒の動画にまとめました。ご覧ください。
※再生時に音楽が流れます。ご注意ください。
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