第37期 第2回目修行体験のご報告

東京国際仏教塾の第2回目の修行体験は千葉県のマザー牧場の敷地内にある鹿野山禅青少年研修所で開かれます。
こちらは、山田無文老師による「獅子窟」の額を掲げた禅堂を含め、禅の精神と規律を取り入れた合宿型研修施設です。1976(昭和51)年に新聞社やテレビ事業、東京タワーなど創設した実業家、前田久吉氏が開所。禅を通し、仏教の理念を伝える場となっています。

指導は、当塾の大熊信嗣学監、臨済宗・常禅寺住職の高野公義和尚、そして臨済宗・少林寺の太田宗誠副住職が参加し、担ってくれました。また当塾の卒業生のフォローもあり、禅の作法や生活のひとつひとつを丁寧に学べた様子です。

今期のA組は、連日の雨と寒さ、B組は雨は避けられたものの曇り空がメイン。まさに梅雨らしい天気でしたが、塾生の「知りたい」という姿勢に影響はありません。太田師のもとには「修行の厳しさ」「スピード感」「女性でも可能か」など、バリエーション豊かな質問者が寄せられたそうです。

宗派の垣根を越えた仏教の学びの場、東京国際仏教塾だからこそ可能な修行体験になったのではないでしょうか。

※修行体験の様子を約1分40秒の動画にまとめました。ご覧ください。
※再生時には音楽が流れます。ご注意ください。