池上本門寺参詣――七宗派の学びを支える日蓮宗大本山とのご縁

東京国際仏教塾の専門課程は、臨済宗・曹洞宗・天台宗・高野山真言宗・浄土宗・日蓮宗・浄土真宗という「伝統七宗派」の教えと実践を包括的に学ぶカリキュラムです。

講義室での座学にとどまらず、各宗派の寺院や諸師との生きたご縁を通じて、仏教を体験的に深めていけることが当塾の大きな特長です。

野坂法行師の執事長ご就任と、初夏の参詣

このたび、当塾の開塾初期からの妙厳寺修行、および日蓮宗専門コースにおいて長年ご指導をいただいている野坂法行師が、2026年春、日蓮宗の大本山・池上本門寺の

執事長にご就任されました。

この慶事を機に、現役塾生・卒塾生あわせて22名が6月14日(日)、新緑の美しい池上本門寺を参詣いたしました。

当日は天候にも恵まれ、塾と日蓮宗の深い結びつきを改めて実感する、恵み豊かな一日となりました。

歴史と祈りが息づく聖地を体感する

日蓮聖人御入滅(ご臨終)の霊場として名高い池上本門寺。歴史の重みを今に伝えるこの聖地において、私たちは本堂にて寺歴や、日蓮聖人終焉の地としての深い意義について

丁寧なご説明をいただきました。参加者一同、何百年もの間、日蓮宗の教えが連綿と受け継がれてきた現場に身を置く尊さを肌で実感いたしました。さらに、御開帳を受け、

特別なご祈願を賜るという貴重な機会にも恵まれ、学びと祈りの双方に満ちたひとときを過ごしました。

御本堂に安置された日蓮聖人の御尊像は、長い歳月にわたり無数の祈りを受け止めてこられた重厚さをたたえ、参加者の胸に深い感銘を与えました。

続いて、野坂執事長自らの温かいご案内により、境内各所を拝観させていただきました。内陣に祀られる「久遠の本師釈迦牟尼仏」や「本化地涌(ほんげじゆ)の四大菩薩立像」、

そして関東現存最古の五重塔(国指定重要文化財)などを間近に拝観し、宗派の教えが歴史、伽藍、そして祈りの形として今に息づいていることを深く学ばせていただきました。

「現場で体験する」からこそ深まる仏教理解

今回の参詣は、日蓮宗専門課程に連なる学びの延長線上にあると同時に、当塾の専門課程が「伝統七宗派の現場と結びついた実践的な学び」であることを象徴する機会でもありました。

宗派の違いを机上の知識として比較するだけでなく、実際にその教えが息づく場に赴き、指導にあたる諸師と出会い、歴史と祈りに触れる。これによって、仏教理解はより立体的で

確かなものになります。

また今回は、現役塾生から卒塾生まで、期を超えた仲間が集う温かな再会の場ともなりました。野坂先生への感謝の念を共にする中で、同じ志を持って歩む仲間同士の絆を再確認できた

ことも、当塾ならではの大きな財産です。

東京国際仏教塾では、こうしたかけがえのない機会を通して、七宗派の多様な実践に開かれた形で触れながら、自身にとっての「仏教の学び」を深めていくことができます。

仏教を基礎から学びたい方、宗派ごとの特色を現場で体験しながら理解したい方にとって、当塾は確かな一歩を踏み出せる場所です。(事務局)

日蓮宗大本山池上本門寺(HPより)

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