2022年11月11日 塾の伝言板 十八番 市川海老蔵が十三代目「團十郎」を襲名し、堀越勸玄が八代目「市川新之介」をつとめることになりました。コロナ禍、いつもの「成田屋」と大向こうからかかる声が少なく、少々寂しい歌舞伎座でのお披露目。それでも襲名披露の王道、歌舞伎 […]
2022年10月14日 塾の伝言板 生誕850年 親鸞展が京都国立博物館で開催されます! 浄土真宗の開祖、親鸞聖人の生誕850年を記し、来年3月から京都国立博物館で『親鸞ー生涯と名宝』展が開催されます。 本展は、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、真宗高田派などの浄土真宗各派が所蔵する国宝11件、重要文化財約70件 […]
2022年9月30日 塾の伝言板 だれも一緒に来てくれない「無一随者』⑥ 最終回 【自灯明・法灯明】 お釈迦様はクシナガラの沙羅双樹の下で最後の説法をします。「弟子たちよ、おまえたちは、おのおの、自らを灯火(ともしび)とし、自らをよりどころとせよ、他を頼りとしてはならない。この法を灯火とし、よりどころ […]
2022年9月23日 塾の伝言板 だれも一緒に来てくれない「無一随者」⑤ 【お釈迦様の教え】 この「独去独来 無一随者」は、お釈迦様が三途界(地獄・餓鬼・畜生界)に堕ちる五つの悪とそれに対する五つの善を弥勒菩薩に説く「五悪段」というお説教の二段目です。意訳しますと「富裕なのに惜しんで人に分け与 […]
2022年9月16日 塾の伝言板 だれも一緒に来てくれない「無一随者」④ 【みんな借りもの】 商人は私たち自身です。旅は「死出の旅」です。第一夫人は自分の身体。どんなに大事にして気を配っても老いさらばえて最後はボロボロ、老体は言うことをきいてくれません。第二夫人は財産、お金です。お金さえあれば […]
2022年9月9日 塾の伝言板 だれも一緒に来てくれない「無一随者」③ 【三人の妻】 それは『雑阿含経』にある譬え話です。インドのある町で、三人の妻と楽しく暮らす大金持ちの商人がいました。一番可愛がっていたのが第一夫人。いつも一緒に居て、暑さ寒さに気を配り、好き放題に贅沢をさせてやりました。 […]
2022年9月2日 塾の伝言板 だれも一緒に来てくれない「無一随者」② 【バブルのころには】 いま、コロナで経済が停滞していますが、私が社会に出たころは高度経済成長の始まりで経済は右肩上がり、その後はバブル到来で「ジャンジャンお金を使え!」という時代でした。青島幸男さんの「ぜにのないやつぁ俺 […]
2022年8月29日 塾の伝言板 シンポジウム「人は人を救えるか 教誨師の活動から考える」が開催されます! 教誨師とは、矯正施設で収容者に対して、自己の信じる教典にのっとり、心の安定と更生の機会を与える「教誨」を行う人のことです。多くは、僧侶や神父、牧師などの宗教家が無報酬で、その役割を担っています。 公益財団法人仏教伝道協会 […]
2022年8月28日 塾の伝言板 湖面に咲く一輪の花 不思議な写真に出合いました。モノクロームの写真に、一輪の睡蓮の花とぼんやりと映る葉の組み合わせです。撮影は、フォトグラファー・篠原宏明氏。東京国際仏教塾のトップ画面に登場する、僧侶が合掌する写真を撮影した方の作品です。こ […]
2022年8月26日 塾の伝言板 だれも一緒に来てくれない「無一随者」① 5月に何があっても誰も代わってくれない、身代わりになってくれる者はいない、自分がしたことの報いは自分が受ける—という『仏説無量寿経』の「独去独来 無有代者 身自当之」という連載コラムを公開しました。 今回はその続きで「独 […]