【塾生の感想】(一)
【塾生感想】 昨年度卒塾された令和6年度第36期生卒塾生(先輩)からのメッセージをお伝えします。
東京国際仏教塾の学びの感想(一)
~女性も安心して学べる、自分を調える合宿研修~
第35期 卒塾生(真言宗コース履修) T.A.
「修行生活に馴染めるかしら?」「体力的、精神的に女性でも大丈夫?」 私自身、入塾前はそんな不安でいっぱいでした。特に専門課程では、本格的な所作や暗記、テストといった課題の多さに「本当に最後までやり遂げられるだろうか」と足がすくむ思いをしたこともあります。 しかし、実際に飛び込んでみた先には、そんな不安を包み込んでくれる温かな体験が待っていました。
1. 宗派を超えた貴重な体験と、細やかなサポート
入門課程では、自分の宗派とは異なるお寺での修行も経験しました。これは、この塾ならではの非常に貴重な体験です。合宿生活においても、先生方や事務局の方々、そして共に学ぶ仲間たちが常に寄り添ってくれます。女性一人での参加でも、細やかな配慮と温かいサポートがあるため、安心して修行に集中することができました。
2. 「個」から「調和」へ。心が整う心地よさ
最初は自分のことで精一杯だった朝夕の勤行。バラバラだった読経の声が、回数を重ねるごとに重なり合い、最終日には一つの大きなリズムとなって響き渡りました。 その一体感の中で感じたのは、「心が整えば、自然と周囲を思いやるゆとりが生まれる」という確信です。朝日に包まれながらのお勤めは、日々の喧騒を忘れさせてくれる、自分へのご褒美のような清々しいひとときでした。
3. 支え合い、共に成長できる環境
一人では挫けていたかもしれません。しかし、先生方の熱心なご指導、先輩方の励まし、そして何より同じ志を持つ仲間の存在がありました。分からないところを教え合い、励まし合いながら課題を克服していく過程は、大人になってから得られる最高の「絆」となり、自分への大きな自信に繋がりました。
4. 最高の学びは「あるがままの自分」を認めること
この塾で得た一番の宝物は、「信仰心を持つこの私を、あるがままに、素直に生きていこう」と思えたことです。知識を詰め込むだけでなく、自分自身の生き方を見つめ直し、今の自分を肯定できる……そんな一生ものの学びに出会うことができました。
もし、「女性だから」「初心者だから」と迷っているのなら、ぜひ勇気を持って一歩を踏み出してみてください。 そこには、性別や年齢を超えて、自分を調え、他者を慈しむための温かい学びの場が広がっています。感謝と喜びに満ちた修行生活が待っています。


