2024年9月6日 いち語いち会 念仏の詩(うた)④ 明日ありと思う心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは(親鸞聖人得度にあたっての歌) 奈良の薬師寺に高田好胤(管主)がおられた頃のことです。好胤師は境内に修学旅行生の姿を見つけると、寺務所から矢のように飛び出していき「ようこそ […]
2024年3月4日 いち語いち会 念仏の詩(うた)③ 願わくは 花の下に春死なむその如月の望月のころ(西行) 名古屋と金沢を結ぶ国道156号線は、別名「さくら街道」とも呼ばれています。街道の桜は、国鉄時代「名金線」の路線バスの車掌をしていた佐藤良二さんによって植えられ始めま […]
2024年2月5日 いち語いち会 念仏の詩(うた)② 自転車に乗り ふと気がつけば仏のいのちが 私のいのちになり風の中を なむあみだぶつ 走っている(榎本栄一) 当塾・東京国際仏教塾では、毎年、千葉の鹿野山禅道場にて宿泊の修行体験をしています。禅堂にて1日3回の坐禅を行いま […]
2024年1月8日 いち語いち会 念仏の詩(うた)① もっと生きたいと百歳まで生きても、そのひとは若死であるいつ死んでもいいと今日の一日を喜んで生きる人は、いつ死んでも天寿を全うした人である(藤原鉄集) 仏教学者の花山勝友先生は「人間の死亡率は100%」と口癖のようにいわれ […]