当塾発足の発端は1988(昭和63)年、東京国際仏教塾の創始者である光明寺住職大洞龍明師が提唱した「還暦得度運動」。定年を迎える人生の節目に、仏教に基づいた人生を歩んでいく運動としてスタートしました。

開塾より30年以上経った現在は、日本の伝統仏教を広く世界中の人々に伝える情報発信基地となっています。現在の塾生は20代から80代までと世代を超え、幅広い年齢の塾生が学んでいます。その数、1933名(2019年度)です。

入塾の動機はそれぞれです。「仏教とはなにか?」「仏教を勉強したい」「家の宗旨をよく知りたい」という方や「仏教がおもしろそう」と興味を持っている方。なかには「宗派の区別がつかないから」という方までも。仏教を学びたい人なら、老若男女、国籍を問わず、門戸を開放。様々な考え方を持つひとの受け入れ場所となっています。