浄土宗の専門課程を修了
第36期 S.Y.
浄土宗コースは、練馬区の宗教法人光明園念仏道場で行われました。
光明園は念仏道場として定例の行事を開催されており、仏教塾生を受け入れいただいています。念仏道場の名の通り、初日から「日常勤行式・念仏をできるようになること」、「その意義をしっかりと認識をしてお経の字面を読むだけにならないこと」を目指すようにというお話がありました。
受講生の多くは、お経・念仏自体を意識して唱えることに不安もあるようでしたが、「毎回、丁寧に教えるのであとは自宅で意識して唱えれば自然にできるようになります」とお話いただき、一同安心して取り組むことができました。また「聞いている方が不安になるようなお経・念仏にしてはいけない」という注意もあり、とにかくしっかりと声を出すことに意識して取り組みました。
浄土宗コースは講義と法式実習を交互に取り入れたカリキュラムとなっており、お寺での作務はありませんが、その分、座学で集中する時間は長く大変密度の濃い内容となっています。そのような中でも合間に、午前はお茶、午後はお菓子や果物まで提供いただきご講義外で先生方のお話を聞くこともでき、それもまた非常に貴重な学びとなりました。
今回お世話いただいた講師の先生方の多くが仏教塾の卒業生でもあり、社会人としてお仕事を終えられた後、60代から仏道を志された方が多く、諸先輩方の一言ひとことが塾生にとっては大変貴重で、ともに学ぶ仲間とのご縁も強く感じました。
最終講義は3月8、9日に行われました。午前は「授戒」について学び、午後は「法式実習」と「声明」を組み合わせて修了考査も併せて行われました。
一人ひとりに丁寧なアドバイスをいただき、ご指摘いただいた点に注意をしつつ考査に臨みました。考査では一人ずつお経・念仏を唱えました。 そして「合格」と伝えられたときは安堵の気持ちで一杯となり受講生全員が喜びました。
講義終了後には、懇親会が催され貴重なお話を伺いつつ受講生からも抱負や感謝の言葉を述べました。外は3月とは思えないような寒さとみぞれ交じりの天気でしたが、心は和やかで本当に楽しい時間を過ごすことができました。
このご縁を大切にしながら一人ひとりが次の学びに活かしていくことを誓い、令和6年度浄土宗コースは修了致しました。
※2025(令和7)年4月10日発行 『佛教文化』第218号より抜粋したものです。

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