NEW!【仏教の基礎知識】「四弘誓願」とは?

―― 仏道を歩むすべての人の「4つの約束」

仏教を学び始める、あるいは修行をスタートさせる。その第一歩は、技術や知識を詰め込むことではなく、まず「菩提心(悟りを求める心)」を持つことから始まります 。

この「悟りを目指す決意」を具体的に4つの誓いとしてまとめたものが、大乗仏教に共通する「四弘誓願」です。

東京国際仏教塾でも、開講式には全員でこの言葉を唱え、志を一つにします 。

4つの誓いの内容

一見すると難しそうな漢字が並びますが、その内容はとても深く、慈愛に満ちたものです。

  1. 衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)

この世に生きるすべての人々を救いたい、という誓いです 。

  1. 煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん)

尽きることのない自分の悩みや迷い(煩悩)を、断ち切っていくという誓いです。

  1. 法門無量誓願学(ほうもんむりょうせいがんがく)

計り知れないほど深い仏さまの教えを、すべて学び取るという誓いです 。

  1. 仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう)

この上ない最高の悟り(仏の道)を成し遂げる、という誓いです 。

なぜ「他者の救済」が一番先なのか?

世界的な仏教学者である鈴木大拙師は、この4つの中で一番目に「すべての人を救いたい(衆生無辺誓願度)」が来ることこそが、仏道の核心であると説きました 。

自分の悩みや平安だけを求めるのではなく、他者を自分自身のように慈しみ、共に救われていこうと願うこと。実は、その「他者のために生きる決意」の中にこそ、本当の意味での心の安らぎ(安心)があるのです 。


入塾を検討されている皆さまへ

「仏教を学ぶ」と聞くと、厳しい修行や自分一人の悩み解決をイメージされるかもしれません 。しかし、当塾で学ぶ仏道は、もっと温かく、開かれたものです 。

誰かのために、そして自分のために。 あなたもこの「四弘誓願」を胸に、新しい学びの一歩を踏み出してみませんか?