NEW!—臨済宗専門課程・修行報告-犬山・瑞泉寺

犬山・瑞泉寺での「寒中修行」を終えて—

東京国際仏教塾の臨済宗専門課程では、愛知県犬山市の名刹であり、妙心寺派の古本山として知られる青龍山 瑞泉寺にて修行を行いました。

去る2月14日・15日、全3回にわたる瑞泉寺での修行課程が、厳しい寒さの中で無事に成満いたしました 。

瑞泉寺は、室町時代に日峰宗舜禅師によって開創された、歴史と風格を兼ね備えた修行道場です。

塾生たちは、この静謐な空間で、日常を離れ自己を徹底して見つめ直す時間を過ごしました。

暖房なし、開け放たれた坐禅堂での「寒坐」

今回の修行は、一年で最も冷え込みが厳しい時期に行われました。

  • 坐禅堂の環境: 坐禅は、暖房が一切なく、四方を開け放った坐禅堂で行われます 。
  • 身を切る寒さ: 寒風が吹きすさぶ中、動かずに座り続けることで、身心が研ぎ澄まされていきます 。
  • 本堂縁側での夜坐(やざ): 夜の坐禅は本堂の縁側で行われ、静まり返った境内の冷気の中で、ひたすら呼吸と向き合いました 。

窓を開け放しての坐禅

夜坐は本堂の縁側で。

師と向き合い、教えを刻む日課

禅寺の一日は、身体と心、そして知性をフルに活用する日課で構成されています。

  • 提唱(ていしょう): 老大師が経典や語録を解説される講義を聴き、仏法の真理を深く学びます。
  • 参禅(さんぜん): 老大師と一対一で対峙し、自らの境地を問う、禅宗ならではの厳しい修行を体験しました。
  • 作務(さむ): 初日は、別院、そして2日目は境内や本堂の作務。掃き清めるという行為そのものが、心の塵を払う大切な修行の一環です。

別院での作務;広い本堂の障子の張替え

いよいよ最終章——町屋・光明寺での締めくくりへ

犬山・瑞泉寺での全3回の修行を終え、塾生たちの眼差しには確かな変化が見られます。

この厳しい寒中修行で培った心身を携え、専門課程はいよいよ最終段階に入ります。

  • 今後の予定: 3月14日(土)・15日(日)  
  • 最終会場: 町屋 光明寺

瑞泉寺の「古本山」としての重みを受け継ぎ、町屋・光明寺での最後の研修に臨みます。

塾生たちの集大成となる二日間を、どうぞ温かく見守りください。

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