浄土宗『お念仏からはじまる幸せ』
第36期 S.K.
浄土宗専門課程コースを選択した理由は、只ひたすらお念仏を称えることによって誰もが救われるという教えに魅力を感じたからです。
5ヶ月間の研修は、練馬の光明園で行われました。通学コースではありましたが福島や大阪から参加された方もおられました。
講師の先生方は、炭屋師、鍵和田師、佐藤師をはじめ、多くが仏教塾のOBであり、60代で仏門に入られた方が多いということ。ご自身の体験を踏まえたお話は私達にとって大変参考になりまた勇気づけられました。
授業は、日常勤行式、法式実習(お経・念仏)、宗学(浄土宗の歴史・教え)、授戒と多岐にわたりました。 特に、お経・念仏の実習では、「聞いている人が安心できるようなお経を」「心を込めて丁寧に」と繰り返しご指導いただきました。 初めは声も小さく節もぎこちなかった私達も、回を重ねるうち少しずつですが声も出るようになり、皆で合わせてお唱えする喜びを感じられるようになりました。
また、授業の合間には先生方がお茶やお菓子を用意してくださり、和やかな雰囲気の中で色々なお話を聞かせていただくことができました。 そのような時間も貴重な学びの機会となりました。
最終日の修了考査は、炭屋師、鍵和田師お二人の先生方の前で、一人ずつお経・念仏をお唱えしました。 緊張しましたが、先生方の温かい眼差しに見守られ無事終えることができました。「合格」と告げられた時の安堵感と喜びは忘れられません。
夜の懇親会では、塾生一人ひとりが感謝の言葉や今後の抱負を述べました。外はみぞれ混じりの寒い日でしたが、心は温かく和やかな時間を過ごすことができました。
「お念仏を称えれば必ず仏様が救ってくださる。そして、その喜びを他の人にも伝えていくことが大切」。この言葉を実践できるよう、これからも学びを深めていきたいと思います。
※2025(令和7)年4月10日発行 『佛教文化 』第218号より抜粋したものです。

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