第34期卒塾、第35期入塾式が無事終わりました

4月21日(金)、東京大学仏教青年会館において東京国際仏教塾 第34期卒塾、第35期入塾式が開催されました。

式開始前は、第34期の皆様は体験修行やスクーリング、またそれぞれの宗派での学びを深められ、久しぶりに同期が一堂に集い、会話が弾んでいました。また、今期入塾された方々からは、これから始まる新たな学びに緊張感が漂っている様子です。

大熊信嗣学監の『三帰依文』と『四弘誓願』に合わせ、全員で斉唱。続けて、修業証・修了証が大洞龍真塾長より第34期の卒塾生ひとりひとりに手渡されました。この1年で仏教への思いや考え方、取り組みが変わったのではないでしょうか。引き締まった表情です。それを見つめる第35期の入塾生の方々。名前が読み上げられた時にはすっと背筋が伸びているように見受けました。

大洞塾長による「仏教を学ぼうとする求道者こそが本当の国宝である」という伝教大師(最澄上人)の言葉をひいた挨拶は、現下の感染症の拡大に伴う社会の変化や侵略戦争が及ぼす影響下、「仏教を自らの心の灯火へ」という力強いメッセージも心に響いたようです。

続けて、前・東洋大学学長 竹村牧男先生による記念講演。テーマは「仏道修行の全景を見渡すーその基礎知識を学ぶ」です。『法華経』の「序品第一」から始まりました。こちらは後日、全文は『佛教文化』、一部は当ホームページにて紹介いたします。

なお、今回の式の前に開催されました当塾理事会にて、事務局長が洞口克巳より、丸山芳史へ交代、議決いたしましたこと、この場を借りて、ご報告いたします。

当日の一環の流れを約3分の動画へまとめました。ご覧ください。

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