東京国立博物館で開催! 創建1200年記念 特別展『神護寺ー空海と真言密教のはじまり』

国宝 両界曼荼羅(高雄曼荼羅)平安時代・9世紀 京都・神護寺蔵

平安遷都の提唱者である和気清麻呂(わけのきよまろ)は、国家安泰祈願し、河内に神願寺(じんがんじ)を、同時期に京都北郊の山城に私寺、高雄山寺(たかおさんじ)を建立。最新の密教を学ぶ目的で入唐した弘法大師 空海は、日本に帰国後の翌年、大同4(809)年に高雄山寺を活動拠点にします。

天長元(824)年、高雄山寺と神願寺が合併。神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)=神護寺(じんごじ)となります。神護寺は、いわば空海と真言密教のはじまりの聖地です。

国宝 山水屛風 鎌倉時代 京都・神護寺蔵

同展覧会会場では、真言密教の教義の世界観を示す曼荼羅や儀式で使う法具など、空海が生きた時代に制作された彫刻、絵画、工芸など、国宝17件、重要文化財44件を含む約100件の宝物を展示。中には、4メートル四方大の国宝「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」が江戸時代以来、約230年ぶりに修復され、披露されます。また現在最古の「五大虚空蔵菩薩座像」が寺外で五体そろって公開されるのは、はじめてのこと。

空海は、神護寺の前身、高雄山寺にまつられ、平安初期彫刻の最高傑作といわれる国宝「薬師如来立像」を本尊として迎えています。こちらも寺外では初のお目見えとなります。

空海生誕1250年であり、神護寺創建1200年。歴史の荒波を乗り越え、今に伝わった、貴重かつ凄みのある歩みを、たっぷりとご堪能ください。

重要文化財 弘法大師像 鎌倉時代・14世紀 京都・神護寺蔵

2組4名様へ、チケットプレゼント!

東京国際仏教塾では、特別展『神護寺-空海と真言密教のはじまり』の観覧チケットを2組4名様へプレゼントいたします。下記のメールアドレス宛に応募ください。

特別展『神護寺』チケットプレゼント応募メール送付先→jimukyoku03@tibs.jp

応募の際は、1…名前、2…年齢、3…住所(郵便番号を明記のこと)を明記ください。
※応募多数の場合は抽選となりますこと、ご了承ください。
※チケットの送付にて、プレゼント当選者といたします。
※お申し込みメールへの返信はいたしません。
なお、プレゼントの申込締め切りは、2024年6月23日(日)といたします。

国宝 五大虚空蔵菩薩坐像のうち法界虚蔵菩薩 平安時代・9世紀 京都・神護寺蔵

創建1200年記念 特別展「神護寺ー空海と真言密教のはじまり』
公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/jingoji/

国宝 薬師如来立像 平安時代・8~9世紀 京都・神護寺蔵

会期:2024年7月17日(水)~9月8日(日)
開館時間:9時30分~17時 毎週金、土は~19時まで 
※ただし、8月30日、31日は除く
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 ※ただし8月12日は開館、8月13日(火)(総合文化展は開館)
観覧料:大人2,100円、大学生1,300円、高校生900円(仮)
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園) https://www.tnm.jp
東京都台東区上野公園13-9 
tel:050-5541-8600(ハローダイヤル)