第36期特別授業「浄土真宗を学ぶ」が開催されました

「浄土真宗を学ぶ」は、任意にも関わらず、第36期の38名が集結しました。会場は、塾長のお寺のひとつ、光明寺・新宿瑠璃光院白蓮華堂です。
午前からプログラムはいっぱい。まずは、本堂で、瑠璃光院の僧侶、岡村達証先生、東 恵秋先生、尾見美温先生によるお朝事から始まりました。これまで浄土真宗に縁がなかった方々にとっては初経験のはず。それにも関わらず、先生方が称えられる声明に合わせた正信偈は、見事なものでした。続けて、阿弥陀堂に移動してのガイダンスです。参加された方々お寺のイメージとは違う、モダンなつくりのお堂に最初は驚かれていた様子です。

続けて、2斑に分かれ、「浄土真宗の声明を学ぶ」がスタート。東先生と丸山事務局長から、念仏、正信偈、同朋奉讃の称え方を教わりました。念仏の称え方ひとつにも意味があると紹介いただき、浄土真宗以外を専攻したいと考えている方々も、勉強になったのではないでしょうか。

午後からは大洞龍真塾長の講義から始まりました。テーマはずばり「浄土真宗について」。親鸞聖人のご生涯や、歩み、教えの詳細に講義がありました。初心者には、多少、難しい内容です。しかし、前日開かれたスクーリングの効果か、第36期の4人から挙手&質問が。回答する塾長の言葉にも熱がこもっていたように感じました。

続けて、岡村先生と東先生が瑠璃光院内を案内。参加者の興味を、一番引いたのは水琴窟です。こちらのお寺の水琴窟は、あまり見かけたことがない金属製のもの。先生たちの手ほどきで、実際に、自分で水を流し、音を確認する塾生の姿がほほ笑ましいほど。吹き抜けの大空間の「空の間」、別名「鳩摩羅什 三蔵法師記念館」も、好奇心を大いにくすぐったようです。

本堂のお夕事にも参加。再び「正信偈」です。今度は、さらにレベルアップ。意味がわかって称えるだけで、こうも味わい深い声明になるのかと感心させられました。

補足授業の一日はあっという間に終わり、次回は鹿野山禅研修所で開かれる第2回目修行体験が行われます。

本日の様子を約3分程度の動画にまとめています。ご覧ください。

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