ある?ない?イケメン枠

永平寺法堂内

曹洞宗大本山永平寺。鎌倉時代、道元禅師が1246(寛元4)年に開山したお寺であり、現在も常時200人以上の雲水の方々が修行しています。「坐って半畳、寝て一畳」、起床から就寝に至るまで、すべての行為が修行です。掃除も修行のひとつです。ピカピカに磨かれた伽藍や回廊を巡るだけで、一生懸命、心を尽くして掃除をなさっている様子が伝わってきます。道元禅師が真の修行者を育てようという思いでつくった理想の道場は、夏はまだしも、冬になると北風が厳しく、雪も積もる山中。想像を絶することだと思います。
永平寺には、都市伝説(お寺があるのは山奥ですが…)があります。それは、イケメンの修行僧枠があるというウワサです。永平寺は1955年代前後から、多くの観光客が永平寺を訪れるようになりました。その案内人に、彼らが選出されているというのです。その場面に遭遇した人の話しによると、ハートの眼差しをした女性たちを引率していた僧がかなり「いけてる」人で、二度見したとのこと。イケメン雲水の案内による永平寺散策!? 寺巡り好きとしてはチェックしてみなければ!と前のめりで伺ってみたものの、このコロナ禍では、案内そのものを行っていないそうです。
イケメン枠、 確認できません!
逆に考えてみれば、また訪れる理由が出来たということ。次回は、宿坊に泊まってみたいという気持ちもムクムクと湧いてきました。

曹洞宗大本山永平寺
福井県吉田郡永平寺町志比5-15 電話:0776・63・3102
拝観時間:8時30分〜16時30分
https://daihonzan-eiheiji.com
※新型コロナウイルス感染症対策のため、拝観できない日程もあります。ホームページにも掲載されていますので、事前にご確認ください。

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仏殿内

法堂

法堂から見える風景