第35期閉講式、第36期開講式が行われました

前日の不安定な天気から一転、抜けるような青空が広がった4月19日(土)。12時30分から、閉講式と開講式が開催されました。

第35期生は31名、第36期は50名の出席者。本郷三丁目にある東京大学仏教青年会館の会場がぎっしりです。この様子だけでも、東京国際仏教塾 塾生の方々の仏教への熱意が伝わってきます。

丸山芳史事務局長の開会の辞のにち、大熊信嗣学監の下、三帰衣文と四弘誓願の斉唱。続けて大洞龍真塾長から、第35期生ひとりひとりに、修業証、修了証が手渡されました。
塾長からは当塾の発足当時から「生と死を超えたところにある仏教を、基礎から学んでいただきたい」という理念が語られました。
続けて、塾の会会長の宇田好文氏からは「初心を忘れることなく!」とエールも贈られました。

閉会後、休憩を挟み、元・東洋大学学長の竹村牧男先生による特別記念講演と続きます。今年のテーマは『宗教とは何か」。
宗教の分類から始まり、哲学者、井上円了や西田幾太郎の言葉をひきながら、これから「仏道を歩むための一つの参考に」と副題がついた講演です。4名から質問も出、予定時間の70分では納まらないほど、熱気が満ちていました。
竹村先生が示された『己事究明』という言葉。先生自身も「最初から知っているわけではなかった。私は仏教から教えてもらった」と話され、これから仏道を学ぼうとされる第36期、卒塾された第35期の塾生の方々の心に残ったのではないでしょうか。
式、特別講演と、滞りなく進み、明日から、千葉・妙厳寺でA組の修行体験が始まります。

この様子を短い動画にいたしました。参加できなかった方々はぜひご覧ください。

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