仏様の使いとして 

中村晃久(第21期卒業生 春今庵、株式会社Office NATASUKI代表取締役)

40歳の時に思い立って、仏門に入り仏様の使いをする僧侶になりたいと思いました。しかし、無宗教で育ち、宗派も何も分からない私にはいったい何からどう学べばいいのか、どう進んでいいのか悩み、模索しておりました。そんな時に東京国際仏教塾を知り「これだ!」と思いすぐに入塾手続をしました。入塾後、日本の主な宗派を学び、専門宗派で真言宗を選択し修了した年に、高野山恵光院で仏縁を頂き、出家得度いたしました。
在家出身だとなかなか学ぶ機会も、仏門に入るのも難しいのですが、今こうして僧侶となり仏様の使いが出来るのも、仏教塾との出会いがあったからだと感謝しています。現在は、僧侶として、講演会や奉納ショー、高野山の案内もしながら、会社経営も。大変充実した、ありがたい日々を送らせていただいています。

Profile
高野山恵光院徒弟 高野山専修学院尼僧部卒業、高野山真言宗阿闍梨。講演会 尼僧が語る「新しい自分と出逢う高野山」「魂と体…真の美しさとは」。東京発、関西発ツアー「尼僧と巡る聖地高野山の旅」を企画、実施。仏門に入る前の仕事を生かし、寺院での奉納ファッションショーを企画、演出。自坊を建立するために活動中。