執着しない方法を見つけて

人生の悩みは現代人だけのものではありません。ブッダは「人生はままならないものなのだから、囚われない、執着するな」と説いています。
先人は、その対処方として、成せることを成せ。一歩でも、半歩でもいいから、前に歩むことが大事だと教えます。
しかし、囚われるな、前へ進め、と言われても、そう簡単に歩き出せない状況が続き、どんよりとした空気に覆われています。人生は思い通りにならないものとわかっていても、うつむいてしまった顔を上げることさえ、ひと苦労。頑張ろうとすればするほど、イライラが募ってしまいます。
そんな「ヌマに陥りそう」なときは、好きな音楽を聴きながら、日によっては口ずさみながら散歩してみたり、好きな映画のDVDを観たり。好きを多めにして、心の中のバランスを取るように心がけています。好きなことで心が満ちている間は、ままならない状況を忘れることができるのですから。
根が単純と言われるでしょうが、これが自己流の人生の処し方です。

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