第1回修行体験　千葉・大多喜道場で知った味

修行体験、千葉・妙厳寺・大多喜道場は道すがら見回すと、タケノコの産地を知らせる幟旗がいっぱい立っています。大多喜町のタケノコは刺し身で食べられるアクがない逸品だそう。このタケノコを食べたことがない人でも味わえるのが、こちらの宿泊体験の食事です。年度によっては違うかもしれませんが、私が伺ったときは、カレーにタケノコというメニュー。アジア料理のお店では見かけますが、日本的なカレーとの組み合わせは意外でした。食してみると美味しい、初めの味です。自宅で試してみたのですが、あの「味」は再現できません。大多喜のタケノコだからこそのさっぱりとした組み合わせなのでしょう。
修行体験デビューの一番の思い出が「タケノコカレー」とはと、ご指導くださった先生方はさぞかし情けない思いかもしれませんが、それも良し！ではありませんか？ この小さな出合いが、10年近くも続ける仏教の勉強のきっかけになったのですから。
大げさに考えたり、構えたり、悩んだりする必要はありません。タケノコカレーでOKです。きっかけはなんであれ、仏教は学ぶことを拒否しません。そもそも懐が深い宗教なのですから。

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