スジャータのアイスクリーム

東海道新幹線に乗っている時、アイスクリーム「スジャータ」を購入することが楽しみです。品川駅を過ぎるあたりで車内販売のワゴンカートがやってきたら、即!購入と決めています。これがなかなか手ごわい相手で、横浜駅を過ぎてもカチンカチンのまま。テーブルの上などに置いて、外側のシモが徐々に溶けていくのを眺める様は、「待て!まだ食べるな!」状態! スプーンが入るようになった瞬間の幸せと言ったら、体験者の方々はよくおわかりだと思います。

ゴーダマ・シッダッタは、恵まれた王族の生活を捨て、修業に入られました。ありとあらゆる方法で、約6年間、苦行に取り組まれ、その姿は骨と皮状態までに。それでも自分自身が求める答えは出ない。近くの川で身を清め、今にも力が尽きそうになった時に、通りかかった村娘、スジャータから乳粥を施され、気力を取り戻したとあります。

このスジャータの名が「コーヒーフレッシュ」ミルクとして採用されたそうです。今では会社名が「スジャータめいらく」。アイスクリームは、一説によると1991年から一部新幹線車で発売され始め、今では、両熱伝導スプーンまで登場したり、東京駅新幹線ホームに自動販売機が設置されたり。「#シンカンセンスゴイカタイアイス」とハッシュタグがつくほど、不動の人気です。

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