新年のご挨拶


2023(令和5)年を迎えました。

世界から「遅れている」と言われようと、マスク生活からなかなか抜け出せない現実もあります。一方で、日本製の新薬の登場もあり、徐々に通常の生活に戻りつつあるように思います。

新たな一歩を踏み出すタイミングで、金属造形作家の鈴木祥太さんの作品を見て思ったことを書かせていただきます。

鈴木氏の作品「白花蒲公英-都市の養分」。花言葉は「「私を探して、そして見つめて」

鈴木氏は、日本の美術館はもとより、ロンドンのギャラリーでも扱われるほど世界中から注目を集める作家です。彼の作品の中に、都市金属を採用し、リサイクルされたタンポポや牡丹の花があります。たとえば、パソコンの基板を回収。一般的なパソコン1台に含まれる金0.3グラム・銀0.84グラムです。それらを積み重ね、誕生した作品は、新たな息吹を与えられ、リプロダクションされたとは思えないほど生き生きとした姿に変身していました。超絶技巧の素晴らしさ、凄さを目の当たりにし、言葉を失ったほどです。

人間の心は、自分たちの意思でリプロダクションできます。しょんぼりすることはありません。時は留まらないものときちんと認識し、歩み出しましょう。

東京国際仏教塾は、その一助となれる存在だと自負しています。

2月18日(土)には、オンラインによる入塾説明会を行います。1月5日から専用アドレスよりお申し込みいただけます。お知らせは、1月5日(木)の当「塾の伝言板」にて、改めて詳細をお届けいたします。

こちらも鈴木氏の作品「牡丹-都市の養分」

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