曹洞宗得度式を終えて

第33期 K.H.

在家得度式が興聖寺にて無事終了しました。専門課程は寒さの中朝四時の坐禅や講義を受けた事が昨日のように思われました。今回坐禅の時間は虫の音が聞こえ、坐禅すなわち悟りという修証一如を思いながら、静寂な中に身をおきました。
式典では幣導師はお釈迦様から八十四代目で私達は八十五代目になるという血脈と、興聖寺の立派なお袈裟を頂き素晴らしい得度になりました。最後の茶会で悟りの中の悟りがいつか訪れる事があるというお話しを伺い、常に自然体になる事だと思いました。坐禅は解放である、そして行解という修行と理解の両方が必要というお話しも改めて心に響きました。
学んだ事を思い返し、得度を頂いた事を大切に日々精進したいと思います。

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