鹿野山禅研修所での思い出
本格的な禅の修行が出来る鹿野山禅研修所。坐禅堂(僧堂)では、心落ち着く時間を過ごせました。それにしても、は修行僧のプライベートスペースが土間の上の「起きて半畳、寝て一畳」の1畳のみ。ここで何年間過ごすのか?と他人様にことながら気になります。ある有名な禅寺で、コロナ禍、修行僧を一旦、実家に帰したところ、約3分の2の方が戻ってこなかったと聞いています。あのスペースを思い浮かべると納得です。もちろん、修行僧の間は、携帯電話を使える立場ではないのですから、よほど強い志がない限り、現代っ子には過酷な環境。鹿野山禅研修所での「お試し」で参加できて、ラッキーでした。
修行体験では食事の作法に気を使いました。配膳の方法、食事の方法など、細かい決まりがあります。そのひとつに、食事の場では、音を立てて食べてはいけないとの決まり。このルールの最高位は“たくわん”。内心「丸のみ?」と思いますが、そのまま飲み込むにはでかいサイズ!そもそも音を出さないで“たくわん”を食することなど不可能ではないか? そんな質問、疑問にもご指導いただく常禅寺住職の高野和尚から、食し方を教えていただきました。
茶話会では、スクーリングでの授業の時に感じた疑問や、これから「どの宗派を選ぶか」など、宗派を越えた相談が、大熊学監や洞口事務局長、手伝いに来てくださった卒塾生の方々と出来ました。おかげ様で現在、得度を受けたのち、勉強を続けています。
東京国際仏教塾では、第35期の入塾者を募集しています。
疑似体験ではあるものの、お寺での生活を一度、経験してみたいという方には、ぜひ、この機会を生かしてはいかがでしょうか。
東京国際仏教塾では、第35期の入塾者を募集中です。入塾の締切りは3月31日(金)です。
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