妙厳寺日蓮宗修行体験

第34期  Y.M.
東京国際仏教塾最初の修行は妙厳寺です。緑豊かな自然の中、都会の喧騒を離れて静かな環境だなと、空を見上げながらとぼんやり思っていたところで、「南無妙法蓮華経」のお題目が始まりました。いつ終わるかもわからないまま、無我・無心を目指し繰り返し、一生懸命に唱えました。足はしびれましたが、この「唱題行」は非常に心地良い体験でした。
合掌や数珠の作法など仏教の基本的なことも、この修行で学ぶことができました。

なによりも、食事は生きもののいのちを頂いている。
生かされている自分は、生きとしいけるものに感謝する心が大切だと改めて知ることが、一番の学びです。

最終日の昼食に出されたメニューは、地元で採れた筍のカレーです。都内在住の身としては、贅沢な気分。とても美味しく、妙嚴寺の皆様が心を込めてつくってくださったことに感謝し、忘れられない味となりました。

3日間の短い修行体験ではありましたが、山門を出るときには、自然の光景がいままでとは違ったものに感じられ、充実感で胸が満たされました。

塾での修行体験は始まったばかりですが、ご仏縁をいただいていることに感謝し、これからも仏教を学んでいきたいと思います。ありがとうございました。合掌

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