浄土念仏修行に行って

第34期Y.M.

9月23日から、3日間、東京国際仏教塾千葉教場での浄土念仏修行に参加しました。

浄土念仏修行で印象に残った行は、礼拝行とお念仏をひたすら称える別時念仏です。

礼拝行のひとつ、五体投地は、「南無阿弥陀仏」と唱えながら、立ったり座ったり、全身を使って礼拝する行のことです。スクワットとは違い、仏教の修行をしているという思いを強くしました。また、極楽浄土をイメージしながら行うものですから、心身が清らかになるようで、とても気持ちのいいものです。

礼拝行と別時念仏の修行を通して「南無阿弥陀仏と念仏を唱えれば、万人が極楽浄土に往生できる」と法然上人の説かれた専修念仏。これを体感できた貴重な機会となりました。また、日本の「正法・像法・末法」の三時思想における法然上人の出現と教えの重要性。ついつい間違えてしまいそうな自力と他力の解釈についても、わかりやすくご説明いただき、少しだけ理解することに近づけたように思います。

この浄土念仏修行をもって、入門課程は修了です。法華・禅に続く浄土宗。日本仏教を代表する3宗派の特徴を、おおまかながら把握する貴重な体験です。

次の専門コースへのよい足がかりとなりました。ありがとうございました。合掌

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